形成外科医が教える!ニキビ跡の適正な治療費と施術の選び方
ニキビ跡治療を検討されている方の中には、「クリニックによってこんなに値段が違うの?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
広告で見かける「〇〇円〜」の表示には裏があり、安さだけで選ぶと後悔することもあります。
そこで本記事では形成外科医の視点から「適正価格とは何か」「治療ごとの費用差」「投資として考えるべき理由」まで、わかりやすく解説します。
なぜニキビ跡治療はなぜ高額になりやすいのか?
「保険で安く治せないの?」と思われるかもしれませんが、ニキビ跡治療が高額になりやすいのには、医学的な理由があります。
ニキビ跡は「病気」ではなく「瘢痕(はんこん)」
現在進行形のニキビは「皮膚の病気」として保険診療で治療できますが、ニキビ跡は、単なる皮膚の炎症が悪化したのではなく、皮膚の構造が破壊されてできる「瘢痕(はんこん)」によるものです。瘢痕は皮膚の奥深く、真皮層やそれより深部にまでダメージを負っており、自然治癒や市販のスキンケア製品では限界があります。
これは、ニキビの炎症が長期間続いたり、無理に潰したりすることでコラーゲン組織が破壊され、クレーター状や色素沈着として残るためです。医学的には「外傷後の瘢痕」として扱われるため、病気の治療とは異なり、保険適用外の自由診療で対応されることが多く、その分治療費が高額になる傾向です。
根本治療には技術と機器が必要
ニキビ跡の根本的に改善したい場合は、医師の高い技術力と先進的な医療機器が必要です。
たとえばフラクショナルレーザーやダーマペン、ポテンツァなどのマイクロニードルRFは、皮膚の深層までアプローチでき、再生を促す高度な施術ですが、いずれも熟練した技術と繊細な設定が求められます。また、患者ごとに異なる肌質や瘢痕のタイプに合わせた施術が必要で、1回で効果を出すのは困難です。
こうした施術は複数回の通院が前提であり、1回での治療で改善は見込めません。そして、1回の施術費用も数万円と高額なため、ニキビ跡を根本的に改善しようとすると結果としてトータルの治療費が高額になってしまいます。
クリニックごとに治療費が違う理由
「A院は1万円なのに、B院は5万円」といった価格差には、必ず理由があります。安さだけで選んで後悔しないために、以下のカラクリを知っておきましょう。
「〇〇円〜」表示のカラクリに注意
多くの美容クリニックで治療費が「〇〇円〜」と表示していますが、これはあくまで「最低価格」(パーツ料金や麻酔なしの価格)であることが多く注意しましょう。実際には、使用する機器の種類や照射範囲、治療の深さによって追加料金が発生するケースがあり、初診時に提示される見積もりと大きく変わることもあります。
他院の激安プランで別料金になりがちな項目としては、例えば下記のような費用があります。
- ・麻酔代: 1回3,000円〜5,000円
- ・薬剤代: 1回 30,000円〜50,000円
- ・針・チップ代: 数千円〜数万円
- ・施術範囲: 「頬のみ」「鼻のみ」など、全顔ではない罠
また、カウンセリング後に高額なコース契約を勧められることもあるため、価格表示だけで判断は避けるようにしましょう。まずは、治療内容と費用の内訳をしっかり確認することが大切です。特に、表記の「〜」には、多くの条件が含まれている可能性をしっかり頭に入れておく必要があります。
範囲・部位・深さによって料金は変動する
ニキビ跡治療の料金は、施術を行う「範囲」「部位」「深さ」によって大きく変わります。たとえば、両頬だけを治療する場合と顔全体を治療する場合では料金が倍近く異なることもあります。
また、鼻まわりや額など細かい部位には高度な技術が求められるため、オプション料金が加算されることもあります。さらに、浅いニキビ跡と深いクレーター状の瘢痕では、必要な出力や照射回数も異なるため、総額の治療費は大きく変動します。そのため、しっかりカウンセリング時に肌の状態を診察して、治療内容と範囲、回数を納得のうえで契約しましょう。
大阪エリアのニキビ跡の治療費相場
大阪エリアのニキビ跡の治療費相場は下記となります。
| 治療法 | 大阪エリア相場 | 推奨回数 | 総額目安 |
|---|---|---|---|
| ダーマペン | 20,000円〜30,000円 | 3〜5回 | 約5万〜15万円以上 |
| サブシジョン | 1箇所 10,000円〜 全顔 100,000円〜 |
1〜3回 | 約3万〜10万円以上 |
| ポテンツァ | 80,000円〜150,000円 | 3〜5回 | 約12万〜30万円以上 |
| レーザー | 20,000円〜60,000円 | 3〜5回 | 約10万〜25万円以上 |
それぞれの施術別に詳しく解説します。
ダーマペン
ダーマペン治療は、1回あたりおおよそ20,000円〜30,000円が相場です。1回の治療費としては安価ですが、成長因子や高濃度ビタミンC、PRPなどの導入剤を併用するプランでは、追加料金がかかるため1回40,000円前後になることもあります。
通常3〜5回の施術が推奨されており、総額で10万円を超えるケースも少なくありません。比較的ダウンタイムが短く、毛穴や浅いクレーターに効果が期待できるため、初期段階のニキビ跡に選ばれることが多い治療法です。
サブシジョン
サブシジョンを受ける場合、1部位につき10,000円〜が目安です。この治療では、クレーター状のニキビ跡の下にある瘢痕組織を切断して、肌を平らに近づけていくため、比較的深いニキビ跡に効果があります。
部位数や深さに応じて価格が変動するため、複数部位を同時に施術する場合は10万円を超えることもあります。他の施術と組み合わせて治療を進めるケースもあり、セット内容次第で大きく変わる傾向です。
ポテンツァ
ポテンツァは最新型のRF(高周波)マイクロニードル治療で、ダーマペンよりも深く効果を発揮する半面、1回あたりの価格は高めです。大阪では1回80,000円〜150,000円が相場で、ドラッグデリバリー(薬剤導入)付きのプランでは10万円を超えることもあります。特にクレーター状のニキビ跡や赤み、色素沈着にも対応できる多機能機器であり、人気の治療法のひとつです。施術効果は高いですが、複数回の通院が前提となるため、総額では20万〜30万円程度を見込んでおく必要があります。
レーザー
レーザー治療は使用する機種によって価格が大きく異なります。大阪では、フラクショナルCO2レーザーで1回20,000円〜50,000円、ピコフラクショナルであれば1回30,000円〜60,000円が相場です。
深いクレーターや広範囲のニキビ跡に対応できる反面、ダウンタイムがやや長いという特徴もあります。3〜5回の照射が基本とされており、総額では10万〜25万円ほどです。クリニックによっては麻酔代やアフターケアが別料金になる場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
形成外科専門医で治療するメリット
形成外科専門医で治療するメリットはたくさんありますが、大きく分けて下記の3つです。
- ・複合治療が可能で、効果が出やすい
- ・皮膚構造を熟知した「専門的判断」と「技術力」
- ・「最短ルート」で治療が完結でコスパが良い
複合治療が可能で、効果が出やすい
形成外科では、ひとつの施術に頼るのではなく、ニキビ跡の種類や部位に応じて複数の治療を組み合わせる「複合治療」が可能です。
たとえば、サブシジョンで瘢痕を切離した後にダーマペンやポテンツァを行って皮膚の再生力を最大限に引き出した治療ができます。そして経験豊富な形成外科専門医であれば、肌状態やダウンタイムの希望に応じて最適な施術の提案が受けれます。そのため、予算や通う頻度なども希望に合わせて調整でき、無理のないプランがで治療を進めていけます。
このような複合的なアプローチにより、最短で希望に応じた根本解決の治療ができます。
皮膚構造を熟知した「専門的判断」と「技術力」
形成外科専門医は、皮膚の構造や再生の仕組みを熟知しているため、医学的根拠に基づいた治療ができます。ニキビ跡には浅いものから深いクレーター状のものまであるため、誤った施術は逆に悪化する恐れがあることを認識しておきましょう。
専門医であれば、ニキビ跡の種類を正確に見極め、必要な治療の深さや回数、機器の選定を的確に行えるため、無駄のない安全な施術が可能です。また、施術の技術も優れているため、美しい仕上がりができる点もメリットといえます。
「最短ルート」で治療が完結でコスパが良い
専門性の高い形成外科では、的確な診断と治療により「最短ルート」でしっかり結果を出すことが可能です。経験の浅いクリニックや適切でない施術を選んでしまうと、何度通っても効果が出ずに、結果として費用だけがかさんでケースもあるでしょう。
一方、形成外科専門医が行う治療は、症状に応じた最適な施術をピンポイントで提案しているため、無駄な施術を避けた確実な治療が期待できます。単一の治療を漫然と繰り返すよりも、結果として少ない回数や見積もり以上に追加の心配がないため、安心して治療に専念できるでしょう。
当院が選ばれる理由とおすすめポイント
当院が多くの患者さまから選ばれているのには、いくつかの理由により支持いただいてきました。
形成外科専門医が在籍していることから、皮膚表面のさまざまな悩みに対して専門的で丁寧な治療を行うことが可能です。
当院が選ばれる主なポイント
- ・形成外科専門医による診療で、ニキビ跡や傷跡、皮膚腫瘍など幅広く対応
- ・特殊な手術器具を使用した繊細かつ精密な治療
- ・一人ひとりの肌状態に合わせたオーダーメイドの治療プランを提案
- ・大阪梅田駅からすぐの好立地、土日診療にも対応し通いやすい環境
- ・麻酔・薬剤・チップ代込みの完全明朗会計
当院では専門性の高い治療で、ニキビ跡もキレイに完治を目指せます。そして初回限定価格の治療もございますので、手頃な価格から治療をスタートできます。
まとめ
ニキビ跡の治療では、肌の状態や深さに応じて、最適な施術を選ぶ必要があります。美容外科や皮膚科など複数の医療機関で治療できますが、なかでも形成外科専門医が在籍するクリニックでは、専門的な視点と高い技術力により、最短の効果的な治療が実現できます。
さらに、丁寧なカウンセリングの元、最適な治療計画を相談していくため、患者さまにとって無理なく通える環境を整えられます。当院では豊富な治療メニューの中から、患者さまの状態に合わせて適切な治療を提案しています。「他院で効果を感じなかった…」という方はぜひ一度当院にご相談ください。
院長紹介
日本形成外科学会 専門医 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。
がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。
この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。
他にも多くの治療について解説しております。
ニキビ跡はピーリングで治る?タイプ別に効果が違う理由を徹底解説
- ・「ニキビ跡を何とかしたい」
- ・「エステやホームケアを頑張っても効果がなかった…」
- ・「ニキビ跡にはピーリング施術は意味があるの?」
そう思って、Instagramやネットで美容情報をチェックしているあなたへ。PR投稿や自己流のケアに悩み、エステやホームケアを続けても改善を実感できず、「ピーリングは本当に効果があるのか」と不安を感じていませんか。
過去に望むような効果を感じられなかったのは、あなたのケアが間違っていたからではありません。実は、ニキビ跡にはピーリングが有効なタイプと、より本質的で高度な治療が必要なタイプがあり、タイプ別に医学的な治療法が決まっているからです。
本記事では、あなたのニキビ跡が「ピーリングで治せる浅いレベル」なのか、「ポテンツァなどの高度な治療が必要な深いレベル」なのかを見分ける境界線と、大阪・梅田エリアで無駄なお金や時間をかけずに美肌を目指すための戦略的な治療計画を日本形成外科学会専門医がご紹介します。
多くの情報に惑わされず、正しい診断と本質的な治療の戦略を知り、「無駄なお金を使いたくない」という不安を解消しましょう。
ニキビ跡にピーリングが「効果なし」と感じる理由は深さの違い
ニキビ跡にピーリングを試してみたものの、「思ったほど改善効果を感じられない」と悩む方は少なくありません。実は悩みの原因の多くが、ニキビ跡の傷の深さによって最適な治療法が大きく異なる点にあります。同じ「ニキビ跡」でも、浅いタイプと深いタイプでは必要なケアがまったく違うため、まずは自分の状態を形成外科の専門家の目で見極めることが重要です。
「浅い傷」はピーリングが有効
赤みや茶色い色素沈着は、皮膚の上層にある炎症やメラニンの蓄積が原因です。このタイプは比較的浅い層にとどまり、肌の代謝を促すターンオーバーの促進によって改善が見込めます。そこで活躍するのがピーリング施術です。
ピーリングは古い角質を除去し、肌の健やかな生まれ変わりをサポートする治療です。特に以下のような症状に高い効果を発揮します。
- ・ニキビの炎症後に残る赤み
- ・日焼けではなく、炎症が原因で生じた茶色い色素沈着
- ・肌のざらつき・くすみ
5回以上の継続施術により透明感が増し、赤みがスッと引いていくような変化が期待できます。
「深い傷」は高度な治療が必要
一方で、アイスピックで刺したような深い穴や、ボコボコとしたクレーター状の凹みは、炎症が真皮層まで及んで組織が破壊されている状態です。ターンオーバーだけでは元に戻りにくく、肌の深層に働きかける本質的な施術が必要です。
凹みが残ったままピーリングだけを続けても大きな変化を感じにくいため、「ピーリングは治療として効果なし」と思われがちですが、実際は選ぶ治療の深さが合っていないことが原因です。
セルフケアのリスク
最近、SNSなどで流行している「セルフダーマペン」や「強酸を使ったセルフピーリング」は、衛生管理の不十分さや知識不足により、色素沈着やクレーターを悪化させるリスクが高く非常に危険です。
また、市販のピーリング剤を過度に使用すると、肌のバリア機能が弱まり、赤みの悪化や刺激によるニキビ増加につながることもあります。
安全に効果を得るためには、まずクリニックで肌状態をしっかり診てもらい、専門家の管理下で適切な施術を受けることが大切です。
ニキビ跡の症状別治療法を解説!ピーリングとポテンツァの使い分け
ニキビ跡の治療は1つの施術ですべてを改善するわけではありません。症状に合わせた組み合わせが重要で、ピーリングとポテンツァはそれぞれ得意分野が異なります。 ここでは、ピーリングとポテンツァの医学的な違いについて解説します。
ピーリングとは肌の「掃除」と「表層ケア」
ピーリングとは、薬剤やマシンを使って古い角質や毛穴汚れを取り除き、肌再生を促すケア方法です。肌表面の浅い層へのアプローチのため、肌のトーンアップや滑らかな質感が得意分野です。
ピーリングは、作用する深さや方法により分類されます。
| 種類 | 主な効果 |
|---|---|
| ケミカルピーリング (グリコール酸、サリチル酸など) |
肌表面の角質をケアし、赤みや色素沈着にアプローチする |
| 浸透型ピーリング (マッサージピール、ミラノリピールなど) |
真皮層へ深く働きかけ、ハリ・弾力アップや深い色素沈着の改善を目指す |
| マシンピーリング (ハイドラフェイシャル、レーザーなど) |
水流やレーザーなどの機器を使用し、毛穴の汚れや肌の再生を促す |
ニキビ跡の種類(赤み、クレーターなど)や肌質(乾燥肌、脂性肌)に合わせて、最適な種類を選ぶことが重要です。
ポテンツァとは肌の「再建」と「入れ替え」
ポテンツァはマイクロニードル(微細な針)とRF(高周波)を組み合わせ、真皮層に直接熱を届ける最先端の治療のことです。クレーター状の凹みや、繰り返す頑固なニキビの改善に向いています。
肌内部のコラーゲン生成を促し、凸凹を内側から持ち上げるように改善できる点が最大の強みです。
クレーター(凹凸)や毛穴の開き、触るとザラつく深めの瘢痕などの深層トラブルに適した施術です。
ピーリングとポテンツァの施術別料金目安とコスパ
本質的なケアには投資が必要ですが、治療法の選択は、効果だけでなく、費用対効果(コスパ)も重要な要素です。
| 治療法 | 料金目安(1回) | 推奨回数・頻度 | 総額目安(効果実感まで) | 効果とコスパ |
|---|---|---|---|---|
| ケミカルピーリング | ¥5,000〜¥20,000 | 5〜10回(2〜4週間ごと) | ¥25,000〜¥200,000 | 【高コスパ】 軽度な症状、肌質改善、他の治療との併用に最適。 |
| マッサージピール | ¥12,000〜¥25,000 | 5回以上(2〜3週間ごと) | ¥60,000〜¥125,000 | 【中コスパ】 ハリ・ツヤ重視、軽度色素沈着。ダウンタイムが少ない。 |
| ポテンツァ | ¥40,000〜¥80,000 | 3〜5回(4〜6週間ごと) | ¥120,000〜¥400,000 | 【絶対効果重視】 クレーター、重度ニキビ跡に最も効果的。短期間での改善を望むなら、最も投資対効果が高い。 |
コスパよく改善するポイントは、症状の深さに合わせて施術を組み合わせることです。
例えば、赤み+軽い凹みのように複合している場合、ピーリングで肌の土台を整えつつ、必要な部分だけポテンツァで深層治療を行うと無駄がありません。
「色ムラは気になるけどクレーターは少しだけ」といったケースでも、最小限の施術で費用を抑えて効率的に改善できます。
しかし、治療のゴールを「ニキビ跡をほぼ目立たない状態にする」とするなら、軽度の症状でも、最終的にポテンツァの方が回数が少なく済み、トータルコストで逆転する場合があります。特にクレーター治療においては、ピーリングを何十回も繰り返すより、ポテンツァを数回受ける方が結果的に安く、早く改善する可能性が高いです。
梅田のクリニック選びのポイント3選
ニキビ跡治療は、施術そのものよりもどこで診てもらうかが結果を左右するほど重要です。特に梅田は美容クリニックが密集しているため、選び方の基準を明確にしておくことが大切です。
ここでは、後悔のない選択をするための重要なポイントを3つ解説します。
形成外科専門医による「診断」の重要性
ニキビ跡は浅いもの、深いもの、複合的なものなど様々なタイプがあり、専門的な診断が欠かせません。皮膚の傷跡や欠損の治療・修復を専門とする形成外科専門医は、皮膚の構造に精通し、瘢痕の深さを見極める能力に長けています。
だからこそ、患者様の肌質やダウンタイムの許容範囲に合わせてオーダーメイドで治療法を組み合わせ、戦略的な治療計画の立案が可能です。
誤った治療を選ぶと効果が出にくいだけでなく、かえって凹みの悪化を招くリスクもあります。まずは正確な診断を受けられる医院を選ぶことが重要です。
ダウンタイムを考慮した梅田の通いやすい立地
ニキビ跡治療は数回の通院が前提となるため、通いやすさは継続のしやすさに直結します。
ピーリングならダウンタイムは小さめですが、ポテンツァは赤みが出ることもあります。そのため、阪急・阪神百貨店や茶屋町でのランチ・カフェ巡りのついでに寄りやすい駅近のクリニックや、梅田周辺で移動が少ない場所を選ぶのが効率的です。
アクセスが良いと予約のハードルも下がり、治療を途中であきらめてしまうリスクが軽減します。
また、目立たずに通える立地を選ぶことも重要です。例えば、地下道直結なら雨に濡れずに通え、人目につきにくいクリニックや個室待合室があるクリニックであれば、ダウンタイム中の通院ストレスを大幅に軽減できます。
最短でニキビ跡を改善へ
前述の通り、ニキビ跡の多くはクレーター、赤み、色素沈着が混在する複合型です。1つの治療法に固執するクリニックではなく、症状に合わせて複数の施術を組み合わせる「複合治療」を受けられるかどうかが、改善スピードを左右します。
カウンセリングをうける際は、単に「ポテンツァがある」だけでなく、「どのような順序で、何を組み合わせて治療するのか」という治療計画の全体像を、わかりやすく説明してくれるかを確認しましょう。
治療の流れ
- 1. WEBからカウンセリング予約
- 2. 「浅い跡」「深い跡」などを医師が診断
- 3. ピーリング・ポテンツァなどを症状別に組み合わせ治療計画を立てる
- 4. 治療サイクルを決定(例:月1回施術)
- 5. 経過を見ながら調整
ムダのない治療計画が立てられることで、効果を実感するまでの期間を短縮できます。
まとめ
本記事では、ニキビ跡はピーリングで治療できるかについて解説しました。
ニキビ跡にピーリングが「効果なし」と感じる多くの理由は、症状の深さに適した治療が選ばれていないためです。
赤みや茶色い跡のような浅い症状にはピーリングが効果的ですが、クレーターのような深い症状にはポテンツァなど深層治療が不可欠となります。
専門医の診断で、症状を正しく見極めて施術を使い分けることで、最短かつ効率的に改善へ進めます。
梅田で治療する際は、形成外科専門医が在籍し、ダウンタイムの通院にも通いやすいクリニックを選ぶことで長期治療も続けやすく、理想の肌に近づく一歩となります。
InstagramのPR投稿に疲れたあなたへ、まずは無料で受けられるカウンセリングからあなたの肌に合った治療法について相談してみましょう。
院長紹介
日本形成外科学会 専門医 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。
がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。
この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。
他にも多くの治療について解説しております。
ニキビ跡を早く治す方法とは?セルフケアと早期改善法を徹底解説
ニキビ跡が残る原因は、炎症によって皮膚の深部までダメージが及び、修復過程で色素沈着や瘢痕が傷ついてしまうことです。そしてニキビ跡には主に以下の4つの種類があります。
- ・クレーター
- ・赤み
- ・色素沈着
- ・肥厚性瘢痕(ケロイド)
ニキビ跡が残る原因と4つの種類
クレーター
クレーター状のニキビ跡とは、炎症が真皮層まで達し、組織が破壊されてできた皮膚の凹みのことです。特に頬やこめかみなど皮脂の分泌が多い部位にできやすく、ニキビを繰り返したり、無理に潰したりすると悪化していきます。
一度クレーター状になると自然治癒が難しく、セルフケアでは改善しづらいため、クリニックでの治療が推奨されています。またクレーターは形状により「ローリング型」「ボックス型」「アイスピック型」などの種類があり、それぞれに適した治療法を選ぶ必要があります。
赤み
ニキビ跡の赤みは「炎症後紅斑」と呼ばれ、炎症によって毛細血管が拡張・増生することで発生します。これは皮膚の修復過程の一部であり、自然治癒も見込めますが、炎症の繰り返しやターンオーバーの乱れにより数ヶ月から数年単位で長引くこともあります。
赤みの改善にはバランスのよい生活や紫外線対策が重要です。セルフケアで改善しない場合は、ビタミンC誘導体の活用や、医療用レーザー治療などを検討しましょう。
色素沈着
ニキビ跡の色素沈着は、炎症によってメラノサイトが刺激され、メラニンが過剰生成されることで起こる「炎症後色素沈着」です。見た目は、茶色や紫色のくすみとして肌に残る方が多いです。色素沈着は自然に薄くなる場合もありますが、ターンオーバーの乱れや紫外線ダメージによって定着してしまうこともあります。
治療には、生活習慣の見直しや美白成分を含むスキンケアが効果的ですが、早期改善を目指す場合はピーリングや内服薬などの専門的なケアがおすすめです。
肥厚性瘢痕(ケロイド)
ニキビ跡が赤く盛り上がった状態は、肥厚性瘢痕やケロイドの可能性があります。肥厚性瘢痕は元の傷の範囲内で収まるのに対し、ケロイドは傷の範囲を超えて拡大するのが特徴です。どちらも痛みやかゆみを伴うことがあり、自然治癒は難しい症状のひとつです。
治療には、ステロイド注射(ケナコルト)や内服薬、レーザーなどによるクリニックでの治療が推奨されます。肥厚性瘢痕はセルフケアでの改善は難しいため、自己判断は避けて医療機関で相談しましょう。
ニキビ跡を自力で治す方法と限界
ニキビ跡はセルフケアでの改善には限界があります。セルフケアでは治りにくい理由と共に解説します。
市販薬やセルフケアで改善が期待できること
薄い赤みや茶色い色素沈着タイプのニキビ跡であれば、市販薬やセルフケアでも一定の改善が期待できます。ビタミンC誘導体やレチノール(ビタミンA)を含む化粧品は、肌のターンオーバーを促し、赤みやくすみの軽減に有効です。特に赤みは毛細血管の残存によるものなので、時間とともに自然に薄くなるケースもあり、まずは様子を見て過ごしても問題ない場合が多いです。また、茶色い跡もメラニン生成の抑制と排出を意識すれば徐々に薄くなることがが見込めるでしょう。
一方、クレーター状の凹凸やセルフケアを数ヶ月続けても改善しない深い症状の場合は、自力での回復が難しく、クリニックでの治療が必要となります。
ニキビ跡がセルフケアで治りにくい理由
ニキビ跡がセルフケアで治りにくい最大の理由は、ダメージの深さにあります。市販の化粧品が浸透するのは、皮膚の表面にある「表皮」までです。しかし、クレーター状の凹みや根深い色素沈着は、その奥にある「真皮層」の組織が破壊・変性してしまっている状態です。
真皮層のダメージは、日常のスキンケアでは修復することができません。これが、どれだけ高級な化粧品を使ってもクレーターが治らない理由です。根本的に改善するには、医療機器を用いて真皮層に直接アプローチする必要があります。
形成外科でできるニキビ跡の悩み別治療4選
形成外科や美容皮膚科では、症状に合わせて以下のような専門治療を行います。
- ・「クレーター(凹み)」を治す治療法
- ・「赤み」を早く治す治療法
- ・「色素沈着」を治す治療法
- ・「肥厚性瘢痕(ケロイド)」を治す治療法
症状に応じて治療がことなるため、医師の診察の元、正しい選択をしましょう。
「クレーター(凹み)」を治す治療法
ニキビ跡の中でも特に凹凸が目立つ「クレータータイプ」には、ポテンツァやサブシジョンがおすすめです。
ポテンツァは微細な針を皮下へ刺入し、針先から高周波(RF)を照射する最新の治療器です。真皮層に熱エネルギーを与えることで、コラーゲンの生成を強力に促します。同時に薬剤(マックームなど)を均一に浸透させることで、凹みの改善だけでなく、肌のハリや毛穴の引き締めにも高い効果を発揮します。
サブシジョンは、特殊な医療用針を皮下に挿入し、凹みを下に引っ張っている線維組織を切断して皮膚を内側から持ち上げ、滑らかな肌へと再生を促していきます。特に「ローリング型」と呼ばれる丸みのあるクレーターに有効です。
線維の再構築とコラーゲン生成を同時に促すため、長期的な改善効果が期待できます。施術後は内出血や腫れなどが報告されていますが、時間の経過と共に改善していくのでご安心ください。
「赤み」を早く治す治療法
ニキビ跡の赤みには、Vビームプリマと呼ばれる赤みや炎症後紅斑に高い効果を発揮するレーザーがおすすめです。波長595nmのレーザー光が赤みの原因である余分な毛細血管内のヘモグロビンに反応し、これにより赤みの原因である拡張した血管やアクネ菌を鎮静化することで改善を促していきます。
また、皮脂の分泌を抑える作用もあり、ニキビの再発防止にも期待できます。Vビームプリマは、痛みやダウンタイムが少なく、敏感肌の方でも受けやすい点で人気を集めている治療法です。症状によっては保険適用となる場合もあるため、まずは医師にご相談ください。
「色素沈着」を治す治療法
色素沈着には、ピーリングや内服薬がおすすめです。
ピーリングは、肌表面の古い角質やメラニンをなどの細胞を取り除き、ターンオーバーを正常化させる治療法です。形成外科では、医師が肌の状態に合わせて薬剤の濃度を調整しながら安全に施術を行うため、初めての方でも安心して受けられます。
特に、ニキビ跡の茶色い黒ずみやざらつきが気になる方に推奨しており、定期的に受けると肌の透明感もアップしていきます。
一方の内服薬は、体の内側から肌トラブルにアプローチする方法です。代表的な成分には、ビタミンCやL-システインなどがあり、メラニンの生成を抑えて肌の代謝を整えていきます。
医師の診断に基づいて処方されるため、自分の症状に合った成分を的確に摂取できるのもメリット。外用薬やレーザー治療と併用すると、より早い相乗効果が期待できます。
「肥厚性瘢痕(ケロイド)」を治す治療法
ケロイド状のニキビ跡には、内服薬(リザベンなど)やステロイド注射(ケナコルト)、レーザー治療などを組み合わせた治療を行います。
内服薬では抗アレルギー薬のリザベンが保険適用となり、赤みやかゆみを緩和する効果があります。そしてステロイド注射は、盛り上がった組織の炎症を強力に抑え、平らにする効果があります。
また、レーザー治療では、VビームやYAGレーザーなど、症状に合わせて選択されます。ケロイドは再発しやすいため、専門医の指導のもとで根気強く治療を続けることが大切です。
セルフケアと医療治療のメリット・デメリット
セルフケアと医療治療には、メリットとデメリットがあります。症状に応じた最適な治療法を見つけてください。
セルフケアのメリット・デメリット
セルフケアは、手軽に始められ費用を抑えられる点が最大のメリットです。市販薬やビタミン配合のスキンケアアイテムなどで肌のターンオーバーを整えれば、軽度の赤みや色素沈着の予防・改善が期待できます。
しかし、クレーター状のニキビ跡など、真皮層までダメージを受けた場合には、改善が不可能です。重度のニキビ跡には、セルフケアでは十分に効果を実感できない方も多く、悪化する可能性があることを認識しておきましょう。効果を感じられないままケアを続けると、かえって時間と費用の浪費になってしまうことや、間違ったケアで悪化させてしまうリスクがある点がデメリットです。
医療治療のメリット・デメリット
医療治療は、皮膚の深層にまでアプローチできるレーザー・注射・内服薬などを用いて、皮膚の深層(真皮)に直接アプローチできる点がメリットです。医師による診断のもと、肌質や症状に合った適切な治療が選べるため、セルフケアでは難しい症状にも効果が期待できるのが魅力となります。また、治療の即効性や専門的なアフターケアが受けられるため、安心して治療に専念できます。医師の管理下で行うため、トラブル時の対応も安心です
一方で、治療内容によっては自費治療となって高額になりがちな点がデメリットです。また、ダウンタイムや副作用を伴うケースもあるため、事前の説明をしっかり受けてから治療を受けるか否かの判断することが大切です。
まとめ
ニキビ跡を早く治すには、症状の深さと種類に合った正しいアプローチが不可欠です。軽度の赤みや色素沈着は生活習慣やスキンケアの見直しで改善が期待できますが、クレーターや長引く赤みはセルフケアでは限界があります。そのため、肌状態を見極めて早めに専門医へ相談することをおすすめします。
当院は、できもの専門のクリニックで、ニキビについても精通している医師が多数在籍しています。豊富な治療の中から最適な治療を提案しておりますので、ニキビ跡でお悩みの方は気軽にご来院ください。
院長紹介
日本形成外科学会 専門医 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。
がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。
この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。
他にも多くの治療について解説しております。
形成外科専門医によるニキビ跡の黒ずみ改善法!原因と治療法を解説
- ニキビ跡が黒ずみになる原因とは?
- 黒ずみのタイプ別セルフ診断
- ニキビ跡の黒ずみを自宅で改善する方法
- 市販薬やセルフケアで「改善が難しい」理由
- クリニックで専門家の助けを求めるべき時
- 専門医がおすすめするニキビ跡の黒ずみ治療法
- ニキビ跡を作らない肌づくり:予防ケア
- 形成外科でニキビ跡治療を受けるメリット
- まとめ
ニキビ跡が黒ずみとして残る原因は、以下の要因が考えられます。
- ・黒ずみの正体は「炎症後色素沈着(PIH)」
- ・なぜ起こる? ニキビの炎症がメラニンを過剰生成するメカニズム
- ・放置すると消えない?自然に薄くなるケースと、治療が必要なケース
ニキビ跡が黒ずみになる原因とは?
黒ずみの正体は「炎症後色素沈着(PIH)」
ニキビ跡の黒ずみの正体は、「炎症後色素沈着(PIH)」と呼ばれる現象です。これはニキビによる炎症が治る過程で、メラノサイトが刺激され、メラニンが過剰に生成されてしまうことによって起こります。メラニンは通常、肌のターンオーバーで排出されますが、そのバランスが乱れると、黒ずみとして肌表面に残ってしまいます。
なぜ起こる? ニキビの炎症がメラニンを過剰生成するメカニズム
ニキビによる炎症が強くなると、肌はダメージから守るためにメラニン色素を多く生成します。とくに紫外線を浴びた場合や、患部を指で触ったり潰したりすると、その刺激でメラニン産生がさらに活発化します。こうした刺激が蓄積すると、皮膚の内部にメラニンが沈着しやすくなり、結果としてニキビ跡が黒ずみになって定着してしまうのです。
放置すると消えない?自然に薄くなるケースと、治療が必要なケース
炎症後色素沈着は、肌のターンオーバーが正常に働いていれば自然に薄くなるケースもあります。しかし、紫外線や乾燥などの外的刺激が続いたり、年齢や体質で代謝が低下している場合は、色素が沈着したまま残ることもあります。自然治癒が難しい場合は、美白成分のスキンケアや医療機関での治療を検討しましょう。
黒ずみのタイプ別セルフ診断
ニキビ跡の黒ずみは、主に以下4つの症状があります。
- ・茶色いニキビ跡:メラニン色素による色素沈着
- ・紫色のニキビ跡:ヘモグロビンの影響
- ・赤いニキビ跡:炎症後紅斑
- ・ニキビ跡の「黒いしこり」は色素沈着と別物?
ここではそれぞれの特徴を紹介しますので、ご自身の症状と照らし合わせてセルフ診断してみましょう。
茶色いニキビ跡:メラニン色素による色素沈着
茶色いニキビ跡は、炎症後色素沈着の一種ですが、その色合いや残り方には個人差があります。特に色白の方や敏感肌の方は、メラニンの影響が目立ちやすいため、薄い茶色い跡が残る方が多いです。
また、「ニキビを潰す」や「強くこする」などの刺激が加わるとメラニン色素が過剰反応しやすくなるのも特徴です。ニキビは治ったように見えても、皮膚の奥ではメラニン生成が続いていることがあるため、赤みが引いた後も継続的なケアが重要です。予防には低刺激の洗顔・保湿・摩擦を避けるのがポイントです。
紫色のニキビ跡:ヘモグロビンの影響
紫色のニキビ跡は、皮膚の炎症やダメージにより毛細血管が破れ、血液中のヘモグロビンが皮膚下に残ることで起こります。特に炎症が強いニキビや無理に潰した時に起こりやすく、内出血のような見た目になるのが特徴です。
時間の経過とともにヘモグロビンは分解されていくため、多くの場合は自然に薄くなっていきます。しかし、色がなかなか消えない場合は、ターンオーバーの乱れや血行不良が影響している可能性もあります。保湿やマッサージ、ビタミンC誘導体などのスキンケアを取り入れると早めの回復が期待できます。
赤いニキビ跡:炎症後紅斑
赤いニキビ跡は、炎症後紅斑(えんしょうごこうはん)と呼ばれ、ニキビの炎症によって拡張した毛細血管が皮膚表面に透けて見えている現象です。炎症が治まっても赤みが残るのは、血流の多い状態が続いているためです。
特に思春期ニキビや強い炎症があった時に目立ちやすく、自然に薄れていきますが、数カ月以上残る方もいます。赤いニキビ跡は、保湿を徹底して刺激を避けましょう。
ニキビ跡の「黒いしこり」は色素沈着と別物?
ニキビ跡に残る「黒いしこり」は、単なる色素沈着とは異なり、皮膚の内部で起こっています。これは、炎症が強く肌の深い部分までダメージを受けた際に、真皮層でコラーゲンが過剰に生成・蓄積されてできる硬いふくらみです。
皮膚は傷を修復する際に細胞を急速に増やしますが、その過程でしこりのような盛り上がりが残ることがあります。赤黒く見えることもあり、色素沈着と見分けがつきにくい場合もありますが、触れると硬く動かないのが特徴です。黒いしこりはニキビ跡だと思っていても、粉瘤など別の皮膚疾患との区別が難しいため、しこりが長引く場合は早めに医療機関に相談しましょう。
ニキビ跡の黒ずみを自宅で改善する方法
ニキビ跡を自宅で改善するには、以下の方法を取り入れてみましょう。
- ・美白・抗炎症成分を取り入れたスキンケア
- ・紫外線対策を徹底する
- ・栄養バランスとビタミン摂取を意識する
美白・抗炎症成分を取り入れたスキンケア
ニキビ跡の黒ずみには、美白と抗炎症成分を取り入れたスキンケアがおすすめです。炎症が残る赤みには、グリチルリチン酸やアラントイン、ツボクサエキスなど鎮静成分を含んだ化粧水や乳液で優しくケアしましょう。
また、色素沈着にはビタミンC誘導体やトラネキサム酸、ハイドロキノンなどを含む美白化粧品が有効です。毎日のスキンケアでしっかりと保湿してターンオーバーを整える意識をしましょう。
紫外線対策を徹底する
紫外線はメラニン色素の生成を促進し、炎症後の色素沈着を長引かせるため、紫外線対策が重要です。特に紫外線を浴びた直後は肌が敏感になりやすく、色素沈着のリスクが高まります。
日焼け止めは毎日欠かさず使用し、曇りの日や室内でも油断は禁物です。さらに、帽子や日傘、UVカットの衣類などを活用して直射日光を避けるようにしましょう。
栄養バランスとビタミン摂取を意識する
黒いニキビ跡を改善するには、肌のターンオーバーを整えるために栄養バランスの取れた食生活が欠かせません。特に、タンパク質やビタミンA・B群・E、亜鉛、ポリフェノールなどは、肌の再生や抗酸化作用に役立つため、積極的に取り入れてみるのもおすすめです。
そして暴飲暴食を避けて、体内リズムを整えた生活を意識しましょう。他にも質の良い睡眠や就寝前のスマホ使用を控える、リラックスできる環境を整えるなど、生活習慣の見直しも効果的です。
市販薬やセルフケアで「改善が難しい」理由
ニキビ跡の黒ずみがセルフケアで改善が難しい理由として、以下の点があります。
- ・市販の美容液で効果を実感しにくいのはなぜ?
- ・セルフケアは「予防」と「補助」
ここでは原因について詳しく解説します。
市販の美容液で効果を実感しにくいのはなぜ?
市販の美容液には美白成分や抗炎症成分が含まれていることが多いですが、濃度や浸透力に限界があり、深層にまで及んだダメージには効果が出にくくなっています。特に長期間残る色素沈着や、赤み・クレーター状のニキビ跡は、肌の奥深くに炎症や組織破壊が起こっており、市販薬では届かないため、改善は難しいと言えます。
セルフケアは「予防」と「補助」
セルフケアはあくまで「予防」や「再発防止」「治療後のサポート」として効果が期待できますが、根本的な改善は難しいです。間違ったスキンケアやセルフケアを続けると、逆に肌状態を悪化させるリスクもあります。ニキビ跡が長期間改善しない、または早期に改善したい場合は、医療機関での専門的な治療を検討することが大切です。
クリニックで専門家の助けを求めるべき時
「肌質に合ったケアがわからない」「複数の跡が混在している」「早く確実に改善したい」と感じたら、専門家に相談するタイミングです。ニキビ跡には赤み、色素沈着、クレーターなど複数の種類があり、それぞれに適した治療法が異なります。クリニックでは肌状態を正確に診断し、レーザーやピーリング、内服薬などを組み合わせた総合的な治療が可能です。セルフケアに限界を感じたら、早めに専門機関に相談をおすすめします。
「専門医への相談」セルフチェックリスト
- ・「市販薬やセルフケアを6ヶ月続けても、変化を感じない」
- ・「古い跡が消えるより早く、新しい跡が増えている」
- ・「茶色い跡と赤い跡が混在している」
- ・「結婚式など、大切な予定までに早く確実に改善したい」
- ・「凹凸(クレーター)や、しこりも併発している」
専門医がおすすめするニキビ跡の黒ずみ治療法
ニキビ跡の黒ずみにおすすめの治療法を解説します。
【茶色い黒ずみ】(メラニン色素沈着)への治療法
茶色い黒ずみには、こちらの治療法がおすすめです。
- ・ポテンツァ: マイクロニードルRFと薬剤導入で肌を再構築
- ・ケミカルピーリング(サリチル酸): ターンオーバーを促進しメラニンを排出
ポテンツァ: マイクロニードルRFと薬剤導入で肌を再構築
ポテンツァは、極細の針(マイクロニードル)を通じて真皮層に高周波(RF)を照射し、コラーゲン再生を促進する治療法です。ターンオーバーを活性化させて、色素沈着を内側から改善していきます。またトラネキサム酸などの薬剤を同時に導入すると、黒ずみやニキビ跡など、悩みの原因となる層に成分をダイレクトに届けられます。ダウンタイムは赤みや微細なかさぶたが1〜7日ほどで、翌日からメイク可能なケースも多く、肌質改善や毛穴ケアにも有効です。
ケミカルピーリング(サリチル酸): ターンオーバーを促進しメラニンを排出
ケミカルピーリングでは、サリチル酸などの薬剤により古い角質をやさしく除去し、新しい肌の再生を促していきます。ターンオーバーが整うと肌に蓄積したメラニンの排出が進み、黒ずみやくすみの改善につながります。皮脂のコントロールや毛穴詰まりにも効果があり、肌の透明感アップも期待できます。ダウンタイムはほぼなく、施術直後にわずかな赤みが出る程度のため、日常生活に支障なく取り入れられるのが特長です。
【赤・紫の黒ずみ】(炎症後紅斑)への治療法
赤・紫の黒ずみには、以下の治療がおすすめです。
- ・Vビーム: 赤みの原因である血管(ヘモグロビン)に直接作用
- ・治療をサポートする内服薬・外用薬
Vビーム: 赤みの原因である血管(ヘモグロビン)に直接作用
Vビームは、炎症後紅斑など赤みが残るタイプのニキビ跡に用いられるレーザー治療です。赤みの原因となる表皮下の毛細血管内のヘモグロビンに反応し、血管の異常拡張を鎮静化させていきます。メラニンではなく血管が原因の赤みには、Vビームがもっとも効果的です。ダウンタイムとしては、赤みや腫れ、紫斑(内出血)などが1〜2週間程度生じる可能性がありますが、繰り返しの治療で改善が期待できます。
治療をサポートする内服薬・外用薬
内服薬や外用薬は、セルフケアと医療治療の橋渡し的存在として、黒ずみの改善をサポートする効果があります。外用薬では、ターンオーバーを促すトレチノインや、メラニン生成を抑えるハイドロキノンなどが代表的で、軽度の色素沈着に有効です。内服薬としては、抗炎症作用や色素沈着予防に働くビタミンC・E、トラネキサム酸などが用いられます。医師の処方に基づいて使用すれば、安全性と効果の両面で信頼できる治療法です。
ニキビ跡を作らない肌づくり:予防ケア
今あるニキビ跡を治療するだけでなく、新たな跡を作らないための「予防ケア」も重要です。
繰り返すニキビを根本から止める
ニキビ跡の黒ずみは、ニキビの炎症が長引くことで悪化します。つまり、ニキビができにくい肌を作ることが、最も確実な黒ずみ予防となります。 当院では、重症のニキビや繰り返すニキビに対し、皮脂の過剰分泌を抑えるイソトロイン(内服薬)や、ニキビの再発を防ぐアグネス(高周波治療)などの根本治療も行っています。「治療してもまた新しいニキビができる」とお悩みの方は、ニキビ跡治療と並行して、予防的な治療についてもご相談ください。
形成外科でニキビ跡治療を受けるメリット
形成外科でのニキビ跡治療は、見た目だけでなく「傷をきれいに治す」専門性が活かされる点が大きなメリットです。形成外科は、皮膚の構造に関する知識が豊富で、術後の仕上がりや自然な肌再生までを見据えた治療が可能です。
また、当院では粉瘤や脂肪腫など皮膚のできもの治療を専門とする医師が多く在籍しており、炎症の強いニキビや悪化したニキビ跡にも最適な治療を提案できます。患者一人ひとりの症状に合わせたカウンセリングにより、機器・薬剤・手技を駆使した最適な治療が受けられるのも、形成外科ならではの強みです。
まとめ
ニキビ跡の黒ずみは、炎症後色素沈着や血流の停滞などが原因で発生します。そしてセルフケアでは改善が難しいことも多く、特に長引く色素沈着や赤み、しこり・クレーター状の跡は専門的な治療が必要です。
当院は、肌構造に精通した専門医が一人ひとりの症状に合わせて、ポテンツァやピーリング、薬物治療などを組み合わせたオーダーメイドのケアを提供しています。長年ニキビ跡でお悩みの方は、一度当院にご相談ください。
院長紹介
日本形成外科学会 専門医 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。
がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。
この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。
他にも多くの治療について解説しております。
ニキビ跡の色素沈着は改善できる?すぐできるセルフケアと治療を解説
ニキビは治ったのに、茶色っぽい跡がずっと残って気になっている…。そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
このような症状は、「色素沈着」と呼ばれ、しっかりケアをしないときれいに改善しないこともあります。そこで本記事では、すぐに始められるセルフケアと本格的なクリニックのケアについて紹介します。
ニキビ跡の色素沈着が起こる原因
ニキビ跡の色素沈着は、炎症によって引き起こされる炎症後色素沈着(PIH)が主な原因です。ニキビによる炎症が肌にダメージを与えることで、メラノサイトという細胞が刺激され、黒色のメラニンが過剰に生成されてしまいます。
本来は肌のターンオーバーによって自然と排出されますが、強い炎症や紫外線、摩擦などの刺激が加わると、メラニンが肌に長くとどまり、くすみとして残ることもあります。いわゆる「シミ」とは違い、時間とともに薄くなることもありますが、セルフケアだけでは改善しにくいため、改善を希望する方は医療機関での治療がおすすめです。
【タイプ別】あなたのニキビ跡は何色?(赤み・茶色・紫)
ニキビ跡の色は、肌の内部で何が起きているかを示すサインです。
- ・赤み・紫がかった跡:ニキビの炎症によって毛細血管がダメージを受けたり、拡張したりしている状態です。これは色素沈着の前段階である可能性もあります。
- ・茶色・黒ずんだ跡:過剰なメラニン色素が皮膚の浅い層(表皮)や深い層(真皮)に沈着した、典型的な炎症後色素沈着です。
色素沈着を悪化させるNG行動と正しいセルフケア
ニキビ跡のケアとして、すぐに実践できるものがいくつかあります。しかし、間違ったケアはかえって症状を悪化させることもあるため、注意しましょう。
NG行動1:紫外線対策を怠る
紫外線対策を怠ると、色素沈着がさらに悪化する可能性があります。紫外線を浴びることでメラノサイトが刺激され、メラニンが過剰に生成されてしまうためです。既にできている色素沈着が濃くなるだけでなく、新たな沈着も引き起こすリスクがあります。特にニキビ跡など炎症のあった部分は紫外線に敏感で、紫外線ダメージを受けやすい状態です。日中は季節を問わず、日焼け止めや帽子、日傘などでしっかりと紫外線対策を行いましょう。
NG行動2:ゴシゴシ洗顔や物理的な刺激
洗顔時には強く洗うこと、熱いお湯で洗うのも避けましょう。強い摩擦や高温は肌に負担をかけて、バリア機能を弱めることや、メラニンの過剰生成にもつながることもあります。洗顔はしっかり泡立ててやさしく行い、ぬるま湯で丁寧にすすぐのが基本です。毎日の小さな刺激の積み重ねが肌トラブルにつながるため、摩擦を避けたやさしい洗顔を心がけましょう。
NG行動3:ニキビを自分で潰す
ニキビを自分で潰す行為は、色素沈着やクレーターを引き起こす原因になるため絶対に避けたいNG行動です。無理に潰すことで炎症が悪化し、周囲の皮膚にまでダメージが広がることがあります。一時的に膿が出て改善したように見えても、長期的には跡が残りやすくなるため逆効果です。ニキビが気になる場合でも、皮膚を清潔に保ち、潰さないようにしましょう。
市販薬やセルフケアでどこまで改善できる?その限界とは
軽度な色素沈着には市販薬やセルフケアでも一定の効果が期待できます。セルフケアでは、ビタミンC誘導体や保湿成分を含んだスキンケア、紫外線対策を根気よく続けることで、肌のターンオーバーが整い、徐々に色素沈着が薄くなることもあります。
しかし、色が濃く定着している場合やメラニンが肌の深い部分にまで残っている場合は、セルフケアだけでの改善には難しいケースもあります。その場合は、早めにクリニックでの治療がおすすめです。
クリニックで治療を検討するサイン
セルフケアでもニキビ跡が改善しない場合、クリニックでの治療を検討しましょう。
受診の目安としては下記の通りです。
- ・1年以上消えない色素沈着
- ・化粧で隠せない色素沈着
- ・セルフケアで悪化しているケース
1年以上消えない色素沈着
ニキビ跡の色素沈着は、多くの場合、半年から1年ほどで自然に薄れていきます。しかし、1年以上経っても色が残っている場合は、セルフケアでは改善が難しい状態かもしれません。
炎症によって過剰に生成されたメラニンが肌の奥深くにとどまっていると、通常のターンオーバーでは排出されにくくなります。また、間違ったスキンケアや紫外線による刺激が色素沈着を長引かせている可能性も考えられます。そのため1年以上経っても改善されない色素沈着は、レーザーや外用薬などを使用した治療を検討する目安のひとつです。
早く改善したい方、長年消えない色素沈着に悩んでいる方は、医療機関に相談してみることをおすすめします。
化粧で隠せない色素沈着
ニキビ跡の色素沈着は、メイクである程度カバーできることも多いです。しかし、灰色や青みがかった色味が残るものや、ベースメイクでも隠しきれないほど濃い場合は、肌の奥深くにメラニンが留まっている可能性があります。
このような色素沈着は、肌のターンオーバーだけでは排出されにくく、セルフケアだけでの改善は難しいです。毎日メイクで隠すことにストレスを感じるようになったら、クリニックでの治療を検討するタイミングかもしれません。無理に隠すのではなく、根本的に美しい素肌を取り戻すことで、肌だけでなく気持ちも前向きになれるでしょう。
セルフケアで悪化しているケース
ニキビ跡をなんとか自分で治そうとセルフケアを頑張っても、逆に症状を悪化させてしまう方も少なくありません。前述のように、避けるべきNG行動を無意識に続けてしまい、肌に負担をかけてしまう方も多いです。
さらに、自己判断での過剰なセルフピーリングや複数の薬の併用などは、炎症を悪化させる原因となることもあります。もしセルフケアを続けても改善が見られない場合や悪化していると感じたら、早めに医師に相談しましょう。適切なケアを行うことで、悪化を防ぎ、肌の根本的な改善に繋げられます。
ニキビ跡の色素沈着におすすめの施術4選
ニキビ跡の色素沈着には、様々な治療があります。
- ・Vビームプリマ
- ・ポテンツァ
- ・カスタムピーリング
- ・エレクトロポレーション
ここでは、特におすすめの施術について詳しく解説します。
【赤み・炎症ニキビに】Vビームプリマ
Vビームプリマは、赤ニキビやニキビ跡の赤みに特化したレーザー治療機器です。仕組みは、血管内のヘモグロビンに反応する595nmの波長を用いて、皮膚の奥深くにある血管に作用します。
当院が取り扱っている機器は、従来のVビームより冷却機能が向上しており、−26℃の冷却ガスにより痛みや火傷のリスクを抑えつつ、高出力での照射が可能です。また照射口のサイズも3〜15mmまで対応しており、細かい部位から広範囲まで効率よく施術できるのが特徴です。
そして照射時間も細かく調整できるため、肌への負担を最小限に抑えながら、高い効果が期待できます。メイクで隠しきれない色素沈着におすすめの治療法の一つです。一般的に5回以上の施術が推奨されています。
【頑固な色素沈着・肌質改善に】ポテンツァ
ポテンツァは、ニキビ跡の色素沈着だけでなく、赤みやクレーターなど、さまざまな肌悩みに対応できる治療機器です。極細の針を肌の奥まで刺して高周波を照射したあとに薬剤を注入する「ドラッグデリバリーシステム」により、原因に直接作用して肌の再生を促します。
針の長さや照射モードは肌状態に合わせて調整できるため、他にも毛穴の開きや赤ら顔などにも対応可能です。基本的には麻酔を使用するため痛みは少なく、針には特殊なコーティングが施されているため、従来のダーマペンに比べて肌への負担も軽減されているのも人気のポイントです。
ダウンタイムが短く、施術の翌日からメイクができるため、仕事などでなかなか休みが取れない方にもおすすめです。
【肌のターンオーバー促進に】カスタムピーリング
カスタムピーリングは、肌質や症状に合わせて薬剤の濃度を調整するオーダーメイドのピーリング施術です。古い角質や皮脂をやさしく除去することで、肌のターンオーバーを整え、軽度のニキビ跡や色素沈着、赤みの改善に効果が期待できます。
当院では薬品の濃度を1〜15%まで調整できる、オリジナルのピーリングを使用しています。色素沈着だけでなく、毛穴の黒ずみや肌のくすみにも有効で、全体的な肌の質感をなめらかに整えてくれる点も魅力。
カスタムピーリングは、軽度の色素沈着がある方やダウンタイムの少ない治療を希望する方におすすめの施術です。
【治療効果を最大化する】エレクトロポレーション
エレクトロポレーションは、特殊な電気パルスを用い、肌の細胞間に一時的な通り道(マイクロチャネル)を形成し、美容成分を肌の奥深くまで届ける施術です。針を使用しないため、痛みが少なく初めての方でも安心です。
ニキビ跡の色素沈着は、メラニンが肌の内部に過剰に蓄積された状態です。エレクトロポレーションは、このメラニンの生成を抑制し、排出を促す有効成分を悩みの根源へ直接送り込むことで、表皮からのアプローチだけでは得られなかった高い効果が期待できます。
ニキビ跡だけではなく、シミ予防や美白、毛穴対策など悩みに応じた美容液の導入もできます。顔だけでなく背中への施術もできるため、全身の肌悩みに対応できる点も魅力の施術です。
当院の特徴
当院は、粉瘤やニキビ、ニキビ跡、赤ら顔、シミなど「できもの全般」に特化した形成外科クリニックです。形成外科の専門医が在籍しており、ニキビ跡治療には、6種類の治療メニューを取り揃えています。
自由診療と保険診療にも対応しており、予算と希望に沿った治療の提案が可能です。平日だけでなく土日も診療を行っており、アクセスも良好で通いやすさにも配慮しています。あらゆる肌トラブルに悩む方に寄り添い、一人ひとりに合った治療を提供しています。
今までニキビ跡治療で効果を実感できなかった方も、ぜひ専門医による治療でお悩みを改善しましょう。
まとめ
ニキビ跡の色素沈着は、時間の経過と共に改善することもありますが、種類によっては治療が必要なケースがあります。セルフケアでは、生活習慣の見直しや紫外線対策、ビタミン摂取などを行うことで、改善する可能性があります。
しかし改善が見られない場合は、ポテンツァやVビーム、ピーリング、イソトロインなどの専門的な治療を検討することをおすすめします。
ニキビ跡でお悩みの方は、できものに特化した形成外科医が在籍する当院に一度ご相談ください。
院長紹介
日本形成外科学会 専門医 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。
がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。
この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。
他にも多くの治療について解説しております。
ニキビ跡の根本的な治療は?おすすめ施術とメリット・デメリットを解説
- ニキビ跡がセルフケアで改善しない理由
- ニキビ跡には複数の種類が存在する
- タイプ別おすすめ治療法とメリット・デメリット
- 治療クリニックの選び方
- 治療の流れ4ステップ
- ニキビ跡の治療でよくある質問
- まとめ
ニキビ跡は、セルフケアや時間の経過だけではなかなか改善しにくく、多くの方が悩んでいる肌トラブルの一つです。
「メイクしても隠し切れない…」「さまざまな治療を試したけれど効果がない…」といった声も少なくありません。
その原因のひとつとして、ニキビ跡には種類に応じた適切な治療が必要なことが挙げられます。
そこで本記事では、ニキビ跡の種類別に根本から改善するための治療法を解説します。
ニキビ跡がセルフケアで改善しない理由
ニキビ跡がセルフケアでなかなか改善しないのは、炎症によって皮膚の深い部分までダメージを受けているためです。皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっており、表皮はターンオーバーによって再生されます。しかし、炎症が真皮層まで達すると、コラーゲンや弾性線維といった組織が破壊され、肌の自然な再生力では修復しきれなくなります。
赤みや色素沈着といった浅い層のダメージは少しずつ薄くなることもありますが、クレーターやしこり・ケロイドのような深いダメージは自然には戻りません。このような状態になった場合は、セルフケアでは限界があるため、医療機関での専門的な治療が必要になります。
ニキビ跡には複数の種類が存在する
ニキビ跡には様々な種類があり、ここでは下記の3種類について解説します。
- ・赤み(炎症後紅斑)
- ・色素沈着
- ・クレーター
症状によって治療法が異なるため、まずはニキビ跡の種類について理解を深めましょう。
| 赤み(炎症後紅斑) | 色素沈着 | クレーター | |
|---|---|---|---|
| ダメージの深さ | 表皮〜浅い真皮 | 表皮〜浅い真皮 | 真皮層 |
| 見た目の特徴 | ピンクや赤みの炎症 | 茶色や赤黒いシミのような跡 | 凹みやくぼみ |
| セルフケアの効果 | 〇 | 〇 | △ |
赤み(炎症後紅斑)
ニキビ跡の赤みは、ニキビの炎症が治った後に皮膚表面に残る赤い跡のことを指します。炎症によってダメージを受けた毛細血管が拡張・増殖し、その血液が透けて見えることで赤みが生じます。また、炎症で皮膚が薄くなっているため、血管の色がより目立ちやすくなるのも特徴です。
軽度であれば肌のターンオーバーによって徐々に改善しますが、長引く場合やダメージが深い場合は色素沈着など悪化の恐れがあります。ニキビ跡が赤くなった時は、紫外線対策や摩擦を避けてしっかり保湿ケアを行いましょう。
色素沈着
色素沈着とは、ニキビの炎症が治まったあとに茶色いシミのように残るニキビ跡のことです。炎症によって肌がダメージを受けると、メラノサイト(色素細胞)が刺激され、大量のメラニンが生成されます。これが肌に沈着することで、色素沈着が起こります。
通常は、肌のターンオーバーが正常であれば数カ月~半年ほどで自然に薄くなることが多いですが、紫外線や摩擦の影響で長引くこともあります。早めの改善には、バランスのとれた食事と質の良い睡眠、そして適切なスキンケアが大切です。
クレーター
クレーターのニキビ跡は、強い炎症が皮膚の深い部分である「真皮層」まで及び、コラーゲンや弾性線維が破壊されることで生じます。真皮は表皮と違ってターンオーバーによる再生ができないため、傷ついた部分がそのまま凹みとして残ってしまうのが特徴です。
また、ニキビを無理につぶしたり絞ったりする行為も、炎症を悪化させクレーターをつくる原因になります。クレーター跡には、深く凹むアイスピック型や、なだらかに波打つようなローリング型など複数の種類があり、形状や深さによって治療法や難易度も異なります。このようなクレーターは、セルフケアでは改善が難しいため、医療機関での治療が必要になります。
特に、なだらかに凹んだローリング型のクレーターは、皮膚の下で硬い線維組織が肌を内側に引っ張っている「癒着」が原因であることが多く、表面的な治療だけでは改善が難しいです。
タイプ別おすすめ治療法とメリット・デメリット
ニキビ跡の種類によって、おすすめの治療法が異なります。またそれぞれメリット・デメリットがありますので、下記より詳しく解説します。
| Vビームレーザー | ピーリング | ポテンツァ/サブシジョン | |
|---|---|---|---|
| ニキビ跡の種類 | 赤み・炎症後紅斑 | 色素沈着 | クレーター・肌の凹み |
| 治療回数 | 3〜5回 | 5〜10回 | 3〜5回 |
| ダウンタイム | 赤み・腫れ(1週間ほど) | 軽い赤み・かさぶた(数日) | 腫れ・内出血(数日〜1週間) |
| 費用相場 | 1~3万円/回 | 1~3万円/回 | 3~10万円/回 |
| メリット | 厚生労働省に許可されており安全性が高い | 手頃な価格で肌トーン改善に期待できる | クレーターの原因を根本改善できる |
| デメリット | 効果を感じるまでに時間がかかる | 肌の浅い層までしか作用しない | 費用が高い ダウンタイムが少しある |
赤みにはVビームレーザー
ニキビ跡の赤みにおすすめの治療が「Vビームレーザー」です。厚生労働省に認可された医療機器で、赤みの原因となる血管内のヘモグロビンに反応して、赤みを徐々に軽減していく効果があります。
1回の施術で劇的な効果が出ることは少ないですが、回数を重ねるごとに徐々に薄くなっていきます。治療ベースとしては、1か月に1回を3〜5回行うことが推奨されています。
保険適用外になるため自由診療になりますが、赤みの改善だけでなく、肌のキメや質感が整うというメリットもあります。しかしこの治療は、妊娠中の方や過去に「金の糸」治療を受けたことがある方はすぐに施術は受けられません。また、副作用として一時的な赤み・むくみ・内出血などが現れることがあります。
色素沈着にはピーリング
ニキビ跡の色素沈着には、「ピーリング治療」がおすすめです。薬剤を肌に塗布して古い角質を除去することで、ターンオーバーを促進し、蓄積したメラニンの排出をサポートする効果があります。治療頻度としては、2〜4週間おきに5〜10回程度続けることで、徐々に色素沈着が目立たなくなっていきます。
保険適用外の治療ですが、ピーリングは色素沈着の改善だけでなく、肌全体の質感や明るさの向上も期待できる点がメリットです。ただし、妊娠中の方や過去に薬剤で肌トラブルがあった方は注意しましょう。また、副作用としては、赤みやかゆみなどが起こることもあるため、肌が敏感な方は事前に医師と相談することが大切です。
クレーターにはポテンツァ・サブシジョン
クレーター状のニキビ跡には、「サブシジョン」と「ポテンツァ」が効果的です。どちらの治療もクレーターにおすすめですが、それぞれ異なる特徴があります。
- ・サブシジョンは癒着を断ち切る「根本治療」
サブシジョンは、クレーターの原因となる皮膚内部の癒着を、特殊な針で物理的に切り離す治療法です。表面的なケアでは届かない凹みの根本に直接作用し、1回でも効果を実感しやすいのが特徴です。
そして、癒着を切り離すことで、コラーゲン生成も促進され、肌のハリやなめらかさの改善も期待できます。施術後は内出血や腫れなどのダウンタイムがありますが、長い間クレーターに悩まされた方におすすめの治療法です。
- ・ポテンツァは熱と薬剤で「肌の再構築を促す」
ポテンツァは、極細の針を刺しながら高周波を照射し、肌の深層に熱刺激を与えてコラーゲン生成を促進する治療です。この治療では、肌の内側から凹みを持ち上げ、クレーター状のニキビ跡の改善を目指します。
同じマイクロニードル治療であるダーマペンと比較されることもありますが、ポテンツァには大きな違いがあります。最大の特徴は「ドラッグデリバリー機能」を備えている点で、薬剤を針穴から直接肌の奥へ届けられます。
ポテンツァは、クレーターの改善はもちろん、毛穴の開きや肌のハリ、キメの乱れといった肌質改善にも効果的です。
治療クリニックの選び方
ニキビ跡治療を受ける際は、症状の種類や取り扱いメニュー、予算、技術力などを総合的に考慮して検討しましょう。中でも梅田形成外科クリニックは、「できもの」治療を専門としている形成外科医が多く在籍しており、ニキビやニキビ跡にも専門的な視点で治療が受けられます。
治療には、保険診察で受けられる内服薬や外用薬から、6種の施術を組み合わせた自由診療まで選択肢が豊富です。梅田駅から徒歩5分とアクセスも良好で、丁寧なカウンセリングでお悩みに合わせた最適な治療を提案しています。
今までセルフケアや他院の治療で満足できなかった方、症状にしっかり寄り添った治療を受けたい方には、専門性と実績のあるクリニックでの診察がおすすめです。
治療の流れ4ステップ
治療の流れについては、大きく分けて下記4ステップです。
- ・WEB予約
- ・カウンセリング・診察
- ・施術とアフターケア
- ・経過チェック
WEB予約
当院は完全予約制となっています。治療を検討されている方は、まずWEB予約フォームからご希望の日時を選択して予約を行ってください。当日手術をご希望の方は、診察と手術準備が必要になるため、時間に余裕を持って予約しましょう。
カウンセリング・診察
予約の日時にご来院いただき、医師によるカウンセリングと診察が行われます。保険証や現在服用中のお薬があれば、一緒にご提示いただくとスムーズです。また、キャッシュレス決済が非対応となっているため、現金を一緒にご持参ください。
施術とアフターケア
診察を行い、日程を決めて施術が行われます。当日施術が可能な場合はそのまま施術を行います。施術の前には、同意書への記入後、施術を実施し、終了後にアフターケアの説明が行われます。術後は必ず1〜2週間以内に再診を行っており、アフターケアの予定を確認のうえご予約いただくと安心です。
経過チェック
手術後は医師の指示の元、再診と経過のチェックが行われます。診察と待ち時間を含めて30分程度みておいてください。術後の経過をしっかり確認し、必要に応じて処置やアドバイスが行われます。万が一、施術後に状態が悪化した場合や不安な点があれば、この時にしっかり伝えておきましょう。
ニキビ跡の治療でよくある質問
ニキビ跡でよくある質問についてまとめました。
保険適用できますか?
保険適用になるかは、治療の種類によってことなります。例えば、Vビームレーザーやピーリング、ポテンツァ・サブシジョンなどは保険適用できません。
しかし、ケロイドタイプのニキビ跡治療で使われる内服薬や軟膏などの治療は、保険適用できるケースもあります。保険適用できるかは、診察の結果と治療内容によって異なるため、どの治療が適用できるかを先に確認しておくと安心です。
皮膚科でニキビ跡は治療できますか?
皮膚科でもニキビ跡の治療ができるクリニックがあります。幅広い治療が選択できますが、クリニックによって取り扱いの施術が異なるため、希望する施術に対応しているか事前に確認しておきましょう。
ニキビ跡は自然に治りますか?
ニキビ跡が自然に治るかどうかは、跡の種類や肌の状態によって異なります。赤みや軽度の色素沈着であれば、数週間〜数ヶ月かけて自然に薄くなることもありますが、クレーターやケロイドのように肌の構造が変化してしまった跡は自然治癒が難しいです。
しばらくしても自然に回復が見込めない場合は、悪化する前に早めに診察を受けることをおすすめします。
まとめ
ニキビ跡を根本的に改善するには、肌状態に合った専門的な治療を選ぶことが重要です。赤みにはVビームレーザー、色素沈着にはピーリング、凹凸にはポテンツァやサブシジョンなど、それぞれ悩みに応じた治療を選択しましょう。当院は、ニキビ跡の治療として、様々なメニューを取り揃えています。できものに特化した形成外科医が肌状態に合わせて適切な治療を提案しておりますので、ニキビ跡でお悩みの方は気軽にご相談ください。
院長紹介
日本形成外科学会 専門医 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。
がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。
この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。
他にも多くの治療について解説しております。
ニキビ跡クレーター治療で後悔しない!効果・施術・費用を徹底解説
「ニキビ跡を見られたくないので、人と近くで話すのが怖い」
「写真に写るのが憂鬱」
「クレーター肌でメイクが楽しめない」
上記のような悩みを抱えているあなたへ。自信あふれる素肌を目指しませんか?
本記事では、ニキビ跡のクレーター治療法を解説します。
本記事を読めば、あなたに合ったニキビ跡のクレーター治療が見つかります。
クレーター状のニキビ跡ができる原因とセルフケアの限界
クレーター状のニキビ跡は、ただ皮膚の表面に傷が残っているわけではありません。思春期や大人ニキビの炎症が真皮層まで及ぶと、コラーゲン組織が破壊され、肌がへこんだまま修復されにくくなります。
そのため、どんなに高価な化粧品や美顔器を使っても、根本的な改善が期待できません。さらに自己流で強いピーリングを繰り返したり、爪で押し出したりすると、かえってダメージを深めてしまう可能性があります。
クレーター改善にはセルフケアでは届かない肌の奥へのアプローチが必要です。
あなたのニキビ跡はどのタイプのクレーター?
まずはご自身のクレーターがどのタイプかを知ることから始めましょう。
クレーターは主に3つのタイプに分けられ、形状によって効果を期待できる施術が異なります。
アイスピック型
針で刺したように細く深いへこみが特徴です。真皮層まで炎症のダメージが及んでいることが多く、セルフケアでは改善が難しいタイプです。
ローリング型
波打つように広がる浅めのへこみが特徴です。線維組織に皮膚が引っ張られて起こると言われています。
くぼみ方がなだらかで、表皮は保たれていることが多いです。
ボックスカー型
四角く縁がくっきりしたへこみが特徴です。一定の範囲で皮膚が落ち込んでおり、レーザー系の施術が効果的とされています。
「自分はどのタイプかわからない…」という方も多いですが、実際は複数の型が混ざっていることがほとんどです。そのため、専門医の診察を受けて正しく見極めることが重要です。
ニキビ跡の代表的な4つの治療法を比較表で徹底解説!
| 治療法 | 特徴 | ダウンタイム | 痛み | 費用目安 | 効果のポイント |
|---|---|---|---|---|---|
| ポテンツァ | 高周波の熱エネルギーを直接真皮層に届ける | ほとんどなし | 軽度 | 3〜6万円/回 | 炎症を抑えつつ真皮まで強力にアプローチ |
| ダーマペン | 微細な針で皮膚に刺激を与え、自然治癒力で改善を促す | 3日〜1週間 | 軽度 | 1~3万円/回 | 肌再生を活性化、毛穴や小じわにも効果 |
| フラクショナルレーザー | 皮膚を細かく入れ替えるレーザー治療 | 1〜2週間 | 中等度 | 3〜7万円/回 | 広範囲の凹凸に高い改善効果 |
| サブシジョン | 線維を切って皮膚を持ち上げる施術 | 1〜2週間 | 軽度 | 3〜6万円/回 | ローリング型やボックスカー型に有効 |
このように、それぞれの施術には特徴があり、炎症の深さや皮膚の凹み方によって適した方法は変わります。
ここでは、それぞれの治療法を詳しく紹介します。
ポテンツァ
極細の針を肌に刺し、針先からモノポーラRF(高周波)の熱エネルギーを真皮層に直接届ける治療法です。針と熱の相乗効果で、コラーゲンの再生を促し、肌の引き締めを行います。これにより、内側からクレーターの凹みを持ち上げます。
メリット・デメリット
モノポーラRF(高周波)の止血作用により、他の治療法に比べてダウンタイムが非常に短いのが最大の特徴です。施術翌日からメイク可能なケースが多く、忙しい方にもおすすめです。クレーターだけでなく、毛穴の開きや赤みなど多様な肌悩みに対応できます。
デメリットとしては、他の治療法に比べて費用が比較的高額であることです。また、施術者の技術によって効果に差が出ることがあります。
ダウンタイム
ダウンタイムはほとんどありませんが、施術直後は赤みが出ることがあります。。翌日からのメイクも可能です。
こんな方におすすめ
- ・ダウンタイムを極力短くしたい方
- ・費用がかかっても、より高い効果を一度で実感したい方
- ・クレーターだけでなく、毛穴や赤みなど複数の肌悩みがある方
ダーマペン
ペン型の機器の先端に付いた極細の針で、肌に無数の微細な穴を一時的に開ける治療法です。肌が持つ「創傷治癒能力(傷を治そうとする力)」を活性化させ、コラーゲンの生成を促します。
肌の再生をサポートし、クレーターの凹みを徐々になめらかにします。毛穴の引き締めや肌質改善効果も期待できます。
メリット・デメリット
ポテンツァやレーザー治療に比べて費用が安価なため、挑戦しやすいのが魅力です。
デメリットは、施術後の赤みやヒリつき、内出血が比較的出やすいことです。また、効果を実感するまでに複数回の治療が必要な場合が多いです。
ダウンタイム
ダウンタイムは、赤みやヒリつきが3日〜1週間程度続くことがあります。内出血が出た場合は1〜2週間で消えていきます。
こんな方におすすめ
- ・まずは費用を抑えて治療を始めてみたい方
- ・浅めのクレーターや、毛穴の開きも同時に改善したい方
- ・数日間のダウンタイムが許容できる方
フラクショナルレーザー
レーザーを肌に点状に照射し、古い皮膚を新しい皮膚に入れ替える治療法です。レーザーの熱エネルギーで真皮のコラーゲン生成を促し、肌全体の再生を強力に促します。そうすることで、凹凸をなめらかにし、肌質を根本的に改善します。
メリット・デメリット
真皮層のコラーゲンを強力に再構築するため、深いクレーターにも高い効果が期待できます。肌の入れ替えを促すので、ハリやキメといった肌全体の若返り効果も得られます。
デメリットとしては、施術後の赤みや腫れ、点状のかさぶたなどができやすく、ダウンタイムが比較的長いのが難点です。
ダウンタイム
赤みや腫れ、かさぶたが1週間程度で治まりますが、炎症後色素沈着が起こると数か月程続くことがあります。
こんな方におすすめ
- ・ダウンタイムが長くても、しっかりとした効果を求める方
- ・ボックスカー型など、輪郭がはっきりしたクレーターに悩む方
- ・肌全体のハリや質感を根本から改善したい方
サブシジョン
特殊な針をクレーターの真下に挿入し、真皮層で硬く癒着している線維組織を物理的に切り離す治療法です。この癒着を剥がすことで、凹んだ部分を内側から持ち上げ、なめらかな肌表面に近づけます。
メリット・デメリット
他の治療法では改善が難しい深いローリング型や、癒着の強いクレーターに特に効果的です。凹みの原因に直接アプローチするため、根本的な改善が期待できます。
デメリットは、施術者の高い技術力と経験が求められる手技的な治療であることです。施術後に内出血や腫れが起こりやすく、ダウンタイムが長くなる傾向があります。
ダウンタイム
治療部位に内出血や腫れが1〜2週間程度続くことがあります。また、回復するまでは、紫外線対策や施術部位を擦らないなど肌に刺激を与えないことが重要です。
こんな方におすすめ
- ・他の治療法で効果をあまり感じられなかった方
- ・肌が波打つようにへこんでいるローリング型のクレーターが目立つ方
- ・局所的に深い凹みを改善したい方
当院が選ばれる3つの特徴
長年の肌悩みを解消するためには、信頼できるクリニック選びが非常に重要です。当院が多くの患者様に選ばれている3つの特徴をまとめました。
できものに特化した形成外科医が在籍
ニキビ跡の治療は、単に機器を当てるだけではありません。当院には、皮膚の構造を熟知した形成外科医が在籍しています。
ニキビ跡のクレーターが、過去の炎症で真皮層の組織がどのように破壊されたかを見極め、医学的な根拠に基づいたアプローチで根本的な肌質改善を目指します。専門医だからこそできる、安全かつ効果的な治療をご提供します。
治療方法が6種類から選べる
クレーターの治療方法は一つではありません。アイスピック型、ボックスカー型、ローリング型など、クレーターの種類や深さは一人ひとり異なります。
当院では、今回ご紹介したポテンツァ、サブシジョンの他に、オリジナルピーリングローション、Vビームプリマ、イソトロインなど、合計6種類以上の豊富な治療メニューをご用意しています。豊富な治療メニューの中から、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療プランを立てることで、あなたの肌に最も適したアプローチを可能にします。
立地がよく通いやすい
クレーター治療は、効果を実感していただくまでに複数回の通院が必要となることが多いです。そのため、通いやすさも大切な要素だと考えます。
当院は、東梅田駅から徒歩5分圏内の通いやすい立地にあり、お仕事帰りや買い物のついでにも気軽に立ち寄っていただけます。治療を継続しやすい環境を整えることで、患者様の「変わりたい」という気持ちをサポートします。
ニキビにお悩みの方はまずは当院にご相談ください
本記事では、クレーターの根本原因や改善するための治療法について解説してきました。
ポテンツァ、ダーマペン、フラクショナルレーザー、サブシジョン…数ある治療法の中から、あなたのライフスタイルやクレーターの状態に合った最適な選択肢は必ず見つかります。
当院では、形成外科医があなたの肌状態を丁寧に診断し、豊富な治療メニューの中から最適なプランをご提案します。
鏡を見るたびに自信をなくしていた日々から、メイクがもっと楽しくなる日々にしませか?まずはお気軽にご相談ください。
まずは一歩踏み出し、専門医に相談することから始めてみませんか?
院長紹介
日本形成外科学会 専門医 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。
がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。
この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。
他にも多くの治療について解説しております。
ニキビ跡の治療にレーザーは有効?人気のクレーター治療を徹底比較!
- まず知っておきたい!あなたのニキビ跡はどのタイプ?
- 【タイプ別】おすすめ施術を解説!
- ニキビ跡の主なレーザー治療施術の料金と必要な回数
- 痛みは?ダウンタイムは?レーザー治療の気になる経過
- 当院が選ばれる理由3選
「ニキビが治っても、肌のデコボコが残ってファンデーションが上手く塗れない…」
「長年悩んでいるクレーターのせいで、素顔に自信が持てない…」
「SNSで見るインフルエンサーのようなツルツル肌に、自分もなりたい」
長年悩んできたニキビ跡のクレーターは、セルフケアではなかなか改善が難しいものです。しかし、正しい知識と専門的な治療によって、肌は必ず変わります。
本記事では、あなたのニキビ跡のタイプから最適な治療法を見つけ、自信あふれる素肌を取り戻すための秘訣を解説しています。本記事を読んで、美肌への一歩を踏み出しましょう。
まず知っておきたい!あなたのニキビ跡はどのタイプ?
ニキビ跡は大きく分けて3種類あります。紫外線や炎症の影響で茶色く残る「色素沈着」、血管拡張によって赤みが続く「赤みタイプ」、そして皮膚の奥まで炎症が及び、凹凸が残る「クレータータイプ」です。
どのタイプも一度定着すると、化粧品や美顔器などの表面的なセルフケアだけでの改善は難しいのが現実です。その理由は、ダメージが肌の奥深くにあることにあります。
特に凹凸のあるクレーターは、肌の土台が壊れてしまっているため、専門的な治療で根本的なアプローチが必要です。
まずは自分のニキビ跡のタイプを知って、最適な治療法を見つけることから始めましょう。
【タイプ別】おすすめ施術を徹底解説!
「レーザー治療は種類がありすぎて、どれがいいのかわからない…」そう感じている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、あなたのニキビ跡のタイプ別に、効果的な4つのレーザー治療法を、それぞれのメリット・デメリットを含めて詳しく解説します。
治療法ごとの特徴を一覧で比較することで、自分の肌悩みに合った施術を選びやすくなります。
| 治療法 | メリット | デメリット | ダウンタイム |
|---|---|---|---|
| ピコレーザー | ・色素沈着・赤み改善に効果的 ・肌への負担が少ない ・ダウンタイムが短い |
・クレーター改善には効果が限定的 | ・赤みが出ても数日程度 ・翌日からメイク可能な場合が多い |
| フラクショナルレーザー | ・コラーゲン生成を促しクレーター改善 ・毛穴や小じわにも効果 |
・赤み・皮むけが強めに出る ・1回で大きな変化は難しい |
・赤み・乾燥が1〜2週間続く ・メイクは数日後から可能 |
| ポテンツァ | ・クレーター・赤み・毛穴に対応 ・効果が出やすい最新治療 |
・費用が比較的高め ・施術中の痛みを感じやすい |
・赤みや腫れが数日〜1週間 ・翌日から軽いメイク可能 |
| Vビーム | ・赤みに特化 ・炎症後の色素異常に効果 ・比較的負担が少ない |
・クレーター改善には不向き | ・赤みや腫れが数日 ・翌日からメイク可能 |
詳しい治療内容は下記の通りです。
ピコレーザー
ピコレーザーは、ピコ秒(1兆分の1秒)という極めて短い単位でレーザーを照射する治療法です。特に、シミやニキビ跡の色素沈着に高い効果を発揮します。短い時間で強力なエネルギーを照射するため、肌へのダメージを最小限に抑えながら治療が可能です。
色素沈着・赤み改善に効果的なため、茶色いニキビ跡や薄い赤みが気になる方におすすめです。
フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、レーザーを肌に点状に照射し、目に見えないほどの小さな穴を無数に開ける治療法です。穴の周りの正常な皮膚組織が傷を修復しようとする働きで、新しい肌へと生まれ変わります。
クレーターが広範囲にある方や肌質そのものを改善したい方には、おすすめです。
ポテンツァ
ポテンツァは、マイクロニードルと高周波(RF)の熱エネルギーを組み合わせた最新の治療法です。真皮層に直接刺激を与え、肌の再生を促します。
赤みと凹凸が混在している方、総合的な改善を目指したい方やダウンタイムを極力短くしたい方におすすめです。
Vビーム
Vビームは、血管内のヘモグロビンに吸収されやすいレーザーを照射し、拡張した毛細血管を破壊する治療法です。ニキビ跡の赤みに特に高い効果を発揮します。
ニキビが治っても赤みだけが長く残る方におすすめです。
ダウンタイムや費用感も含め、専門医と相談しながら決めるのが安心です。
ニキビ跡の主なレーザー治療施術の料金と必要な回数
「やっぱり気になるのは、費用と治療期間…」ですよね。
基本的に美容医療は自由診療のため、クリニックによって料金は異なります。
ここでは一般的な相場と、効果を実感するために必要な回数の目安をご紹介します。
大切なのは、1回で劇的な効果を求めるのではなく、複数回の治療で徐々に肌を改善していくことです。ご自身の予算やライフプランに合わせて、無理のない計画を立てる参考にしてください。
| 治療法 | 料金相場(1回あたり) | 必要な回数の目安 |
|---|---|---|
| ピコレーザー | 1万円〜5万円 | 3〜5回 |
| フラクショナルレーザー | 3万円〜8万円 | 5回以上 |
| ポテンツァ | 4万円〜10万円 | 5回以上 |
| Vビーム | 1万円〜3万円 | 3〜5回 |
※上記は顔全体の料金相場であり、治療範囲やクリニックによって変動します。
クレーターは肌の奥のダメージを修復する必要があるため、赤みや色素沈着の治療に比べて回数が多くなる傾向があります。また、肌の状態によっては、複数の治療法を組み合わせることで、より早く効果を実感できる場合もあります。
無料カウンセリングでは、医師があなたの肌の状態を詳しく診断し、最適な治療プランと具体的な費用、そして治療期間についてお伝えします。まずは話を聞いてみるだけでも、自分に合った最適な治療法がわかります。
痛みは?ダウンタイムは?レーザー治療の気になる経過を解説
ニキビ跡のレーザー治療を受けると、施術直後から肌にさまざまな変化が現れます。ここでは、施術直後からメイク可能になるまでのダウンタイムを時系列で解説します。
※施術内容や肌質によって個人差があります。
施術直後(当日)
- ・赤みや軽い腫れ、ヒリつきが出ることがあります。
- ・軟膏や冷却で肌を保護します。
- ・洗顔は優しく行い、強く擦らないよう注意が必要です。
1〜3日後
- ・赤みが落ち着き始めます。
- ・部分的にかさぶたや皮むけが出る場合があります。
- ・軽めのメイクであれば可能な場合もありますが、肌への負担は避けましょう。
4〜7日後
- ・赤みや腫れはさらに改善し、メイクで隠せる程度まで回復します。
- ・クレーター改善などコラーゲン生成を促す治療では、この期間から徐々に効果を実感できることもあります。
1か月以降
- ・肌の再生が進み、肌質や凹凸の改善を実感できます。
- ・複数回の施術を組み合わせることで、より効果が積み重なります。
赤みや腫れの度合いは施術方法(ピコレーザー・フラクショナルレーザー・ポテンツァ・Vビーム)や肌質で異なるため、医師の指示に従ってケアすることが重要です。
ダウンタイムを考慮して、休日やイベント前の施術計画を立てると安心です。
不安な場合は、施術前に医師に相談してスケジュールを確認しましょう。
当院が選ばれる理由3選
ニキビ跡やクレーターのレーザー治療は、施術方法や医師の技術によって治療効果やダウンタイムに差が出ます。当院では、肌改善を目指す方に安心して選ばれる3つの理由があります。
治療実績が豊富
当院には、ニキビ跡やクレーター治療の経験豊富な形成外科医が在籍しています。過去の症例や治療経験を活かし、赤みや色素沈着、凹凸のタイプに合わせた最適なレーザー治療プランを提案可能です。
複数のタイプが混在する複雑なクレーターにも、最新の知識と技術で最適なアプローチを実施。医学的根拠に基づいたオーダーメイド治療で、あなたの肌悩みの根本改善を目指します。
豊富な治療実績は、安心して施術を任せられる大きなポイントです。
料金を明確に提示
美容医療は自由診療のため、費用に不安を感じる方も少なくありません。当院では、初回カウンセリング時に施術ごとの料金や必要回数を総額で明確に提示します。
なぜこの治療が必要なのか、何回の施術が見込まれるのかを丁寧に説明することで、納得した上で治療をスタート可能です。無理のない治療計画を立てることで、安心して肌改善に取り組めます。
カウンセリングが丁寧
理想の肌を手に入れるには、患者様とクリニックが同じゴールを共有することが大切です。当院では、あなたの肌の悩みはもちろん、ライフスタイル、ダウンタイムの許容度、ご予算まで丁寧にお伺いし、最適なプランをご提案します。
納得した上で施術を受けられるため、初めてのレーザー治療でも安心です。まずは無料カウンセリングで肌悩みや理想の肌について相談してみましょう。
ニキビにお悩みの場合はまずは当院にご相談ください
長年悩んできたニキビ跡やクレーターは、セルフケアだけではなかなか改善できません。しかし、自分の肌タイプに合ったレーザー治療を選び、専門的なアプローチを行うことで、肌改善は必ず可能です。
本記事では、ニキビ跡の種類や、それぞれに適したレーザー治療(ピコレーザー・フラクショナルレーザー・ポテンツァ・Vビーム)の特徴、メリット・デメリット、ダウンタイムや料金相場を解説しました。
また、当院が選ばれる理由として、治療実績の豊富さ・料金の明確さ・丁寧なカウンセリングを紹介しました。これにより、安心して治療を始められ、肌の根本改善を目指すことができます。
悩んでいる時間を減らし、自信あふれる素肌を取り戻すために、まずは無料カウンセリングで専門医に相談してみましょう。
院長紹介
日本形成外科学会 専門医 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。
がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。
この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。
他にも多くの治療について解説しております。
傷跡修正は保険適応でできる?手術・レーザーで皮膚の悩み解決する方法
- 傷跡修正は保険適用できる可能性がある
- 保険適用が期待できる3つの傷跡タイプ
- 傷跡修正でも保険適用外となるケース
- 傷跡の相談はどこへ?皮膚科と形成外科の違い
- 傷跡修正で受けられる主な治療法
- 当院の傷跡治療へのこだわり
- 傷跡の修正は当院にお任せください
「この傷跡、ずっと残ったままだったらどうしよう…」
「治療したいけど、美容目的って判断されて保険が効かないんじゃ…」
「そもそも、どこに相談すればいいのかわからない」
傷跡に悩んでいても、「見た目の問題だから仕方ない」と諦めてしまっていませんか?
実は、すべての傷跡修正が自由診療になるわけではありません。火傷やケガのあとの引きつれ、ケロイドなど、日常生活に支障をきたすような症状がある場合には、保険が適用されることがあります。
本記事では、保険が適用される具体的な傷跡の種類や、実際の費用例、治療内容、クリニックの選び方までをわかりやすく解説します。医療機関に相談する第一歩を踏み出せるよう、不安や疑問に丁寧に寄り添います。
傷跡修正は保険適用できる可能性がある
「傷跡の修正=美容目的」と思っていませんか?
実は、すべての傷跡修正が自由診療(自費診療)になるわけではありません。治療の目的が見た目の改善ではなく、日常生活に支障をきたしている機能障害の改善であれば、健康保険が適用される可能性があります。
例えば、ケロイドによるかゆみや痛み、関節の動きを制限するような瘢痕拘縮(引きつれ)などは、「医療行為」として扱われるため保険適用の対象となりやすいです。
保険適用が期待できる3つの傷跡タイプ
どのような傷跡が保険適用になるのでしょうか。ここでは、保険診療の対象となりうる代表的な傷跡と、具体的な治療費用について解説します。
ケロイド
ケロイドは、外傷やニキビ跡などが原因で、赤く盛り上がった傷跡が元の傷の範囲を超えて広がっていく状態です。かゆみや痛みを伴うことも多く、単なる美容上の問題にとどまらないため、保険適用の対象となります。
注射による治療の場合、3割負担で1回あたり3,300円~30,000円程度が目安です。
肥厚性瘢痕
肥厚性瘢痕は、ケロイドと似ていますが、傷が元の範囲を超えて広がることはありません。赤く盛り上がって硬くなることが特徴で、時間の経過とともに徐々に平らになる傾向があります。肥厚性瘢痕も、かゆみや痛みが伴う場合は保険適用となるケースがあります。
保険適用される治療には、手術やステロイド注射などがあります。
費用の目安は、加入している保険によって異なりますが、ステロイド注射で1,100円から、場所によっては数万円になる可能性もあります。
引きつれ(瘢痕拘縮)など機能的な問題がある傷跡
関節部分などにできた傷跡が、皮膚の収縮によって関節の動きを妨げたり、まぶたや口元が引きつれたりする状態を「瘢痕拘縮(はんこんこうしゅく)」といいます。見た目以上に身体的機能に影響があるため、瘢痕拘縮は基本的に保険適用が可能です。
保険適用での瘢痕拘縮形成術の場合、顔面では40,000円程度、その他の箇所では25,000円程度となります。
傷跡修正でも保険適用外となるケース
傷跡修正がすべて保険適用になるわけではありません。
機能的な問題がなく、「見た目をよりきれいにしたい」という目的で修正を行う場合は、美容目的と判断され、自由診療となります。
例えば、ニキビ跡の改善や目立たない傷跡の修正や、タトゥー除去などは、医療的な必要性がないと判断され自由診療になります。
保険適用となるのは、日常生活で身体機能に問題が生じているときです。
保険診療では、健康保険が適用され、治療法や使用する薬剤が国によって定められています。自己負担額は原則3割です。
一方で、自由診療は、健康保険が適用されませんが、より新しい治療法や、美容に特化した治療法が多いです。費用は全額自己負担となります。
傷跡の相談はどこへ?皮膚科と形成外科の違い
傷跡の相談先に迷う方も多いですが、機能的な改善や手術による修正を考えている場合は「形成外科」がおすすめです。
皮膚科は、皮膚の病気が専門です。そのため、皮膚トラブルに関する初期相談や軽症の管理は皮膚科でも可能ですが、手術や再建治療が必要な場合は形成外科へ紹介されるケースがあります。
形成外科は、傷跡や変形、瘢痕などを見た目と機能の両方からアプローチできる専門科です。見た目を重視する美容外科とは異なり、保険診療で対応できる症例も多く扱っています。特にケロイドや肥厚性瘢痕、瘢痕拘縮など、外科的な処置が必要となるケースでは、形成外科医が専門的な知識と技術を持っています。
傷跡修正で受けられる主な治療法
傷跡修正には、様々な治療法があり、傷跡の状態や部位、患者様の希望によって選択されます。
ここでは、傷跡修正の治療法について紹介します。
手術
外科手術は、引きつれのある傷跡や大きなケロイドなど、外科的な処置が必要な場合に選択される治療法です。代表的な手術には「瘢痕切除術」「Z形成術」「W形成術」などがあり、症状によっては「皮膚移植」や「皮弁形成術」といった高度な再建手術も行います。
レーザー
色素沈着を薄くしたり、盛り上がった傷跡を平らにしたり、肌の再生を促したりする治療です。
フラクショナルレーザー、Vビームレーザーなどがあります。
注射
ステロイド注射は、ケロイドや肥厚性瘢痕の赤みや盛り上がり、しつこいかゆみなどを抑える治療法です。
傷跡を硬くしている細胞(線維芽細胞)の働きを注射によって鎮め、症状を和らげながら傷跡を平らにしていきます。症状によっては、筋肉の緊張を和らげるボトックス注射を併用することもあります。
当院の傷跡治療へのこだわり
当院の強みは、「日本形成外科学会専門医」の資格を持つ医師が、直接お話を伺うことです。丁寧なカウンセリングを通して、レーザーや手術といった選択肢の中から、患者様一人ひとりに本当に合った治療法をご提案します。
単に傷跡を治療するだけではなく、「傷跡をいかに目立たなくするか」、そして「皮膚の引きつれなどで損なわれた機能も回復させる」という、質の高い治療に徹底してこだわっています。
また、お仕事などで忙しい方でも治療のスケジュールを立てやすいよう、日帰りでの手術にも対応しておりますので、安心してご相談ください。
傷跡の修正は当院にお任せください
傷跡修正は、美容目的でなければ保険適用の可能性があります。傷跡修正は、見た目の問題だけでなく、機能的な問題も解消するための治療です。
まずは、形成外科の専門医に相談し、ご自身の傷跡の状態や治療法、そして保険適用の可否について確認することをおすすめします。傷跡修正なら、お気軽に当院へご相談ください。
院長紹介
日本形成外科学会 専門医 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。
がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。
この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。
他にも多くの治療について解説しております。
リスカ跡も治療できる?市販薬から美容医療まで徹底解説!
「ノースリーブを着たいけど、腕を見られるのが不安…」
「このトップス、腕まくりしたら傷跡が見えてしまうかも…」
「夏服はもう着られないのかな」
そんなふうに感じている方へ。
過去の傷跡も、適切なケアや治療を行うことで、目立ちにくくすることは可能です。
本記事では、市販薬を使ったセルフケアから、形成外科による専門的な治療まで、さまざまな選択肢をご紹介します。あなたに合った方法がきっと見つかるはずです。
見られたくない過去の傷…その悩み、解決できます
自分の腕に残る傷跡を見ると、過去を思い出して苦しくなることもあるかもしれません。ですが、医学的な治療を受けることで、そうした跡を今よりも目立たなくすることは十分に可能です。
リストカットの傷や根性焼きなどの傷は、傷の深さや治療の有無によって、さまざまな形で跡が残ります。治ったあとに赤みや茶色い色素沈着が残ることもあれば、盛り上がった肥厚性瘢痕やケロイド、複数の傷が重なって凹凸になることもあります。
リスカ跡は、長期間にわたって残り、完全に消えることは難しい場合が多いです。そのため、ファッションや日常生活において、コンプレックスや心理的な負担となることがあります。
リスカ跡の治療は「傷跡を薄くする」だけでなく、「心のケア」や「自分自身を取り戻す」ためのサポートも大切です。
リスカ跡のセルフケア方法とその限界
「まずは自分でできることから始めたい」と考えるのは自然なことです。市販薬やカバーアイテムは手軽に取り入れられるため、初期の一歩として有効です。
リスカ跡に効く?「アットノン」など市販薬のメリット・デメリット
アットノンやアトキュアのようなヘパリン類似物質入りの薬は、比較的浅い傷跡や、できてから間もない傷跡には効果が期待できます。ヘパリン類似物質は、肌のターンオーバーを促し、赤みを抑える成分であるため、傷が治ったばかりの薄い跡には有効な場合もあります。
小林製薬の公式ホームページでは、
「出来てから1~2年までの傷あと・やけどあとにも効果を確認しております。また、それ以上経った傷あと・やけどあとにもご使用いただけますが、効果を実感できなかったり、効果があったとしても日にちがかかる可能性があります。」
と案内されています。
しかし、長年悩んでいる深く刻まれた傷跡や、盛り上がった傷跡には、残念ながら効果が見込めないことが多いです。市販薬はあくまで「補助的なケア」と捉え、根本的な治療には専門家の力を借りることを検討しましょう。
メイクやテープで「今すぐ隠す」方法
新作の春夏コレクションが並ぶ店内で、長袖のブラウスばかり選んでしまう…。そんな経験、あなたにもありませんか?「今すぐどうにかしたい!」という緊急事態には、メイクやコンシーラーテープが頼りになります。
メイク
傷跡のカバーには、カバー力と密着度の高いスティックタイプやクリームタイプのコンシーラーがおすすめです。さらに、汗や衣服との摩擦で崩れにくくするために、ウォータープルーフのものや、舞台用の化粧品を選ぶと良いでしょう。。
コンシーラーテープ
コンシーラーテープは、貼るだけで跡を隠せる便利なアイテムです。最近は薄くて肌色になじみやすいタイプも多く、凹凸もカバーできます。
しかし、上記の方法は、あくまで「隠す」ための応急処置です。傷跡そのものを消すわけではないので、根本的な解決策ではありません。
市販薬で消えない傷跡も改善へ|形成外科の専門的な治療法
「もう何年もアットノンを塗っているけど効果がない…」
「メイクで隠すのも疲れた」
そんな風に感じたら、専門的な治療を検討するタイミングかもしれません。
昔と比べ傷跡に対する治療の数も増え、豊富な選択肢の中から自分にあった治療を選ぶ事ができます。
傷跡修正が保険適応される条件と自由診療の違い
傷跡の治療には、健康保険が適用されるケースと、全額自己負担となる自由診療があります。
リスカ跡の場合、日常生活に支障をきたす機能的な問題(関節が曲げにくいなど)がない限り、ほとんどが自由診療となります。しかし、自由診療には「保険診療ではできない最新の治療を受けられる」というメリットもあります。
多くの場合、リスカ跡の治療は、自由診療になりますが、カウンセリングで丁寧に説明してくれるクリニックを選べば、納得して進められます。
形成外科が行うリスカ跡の主な治療法
傷跡の状態によって、適した治療法は異なります。
レーザーや手術など、主な治療法とそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
レーザー(フラクショナルレーザー、ピコレーザーなど)
【メリット】
肌表面を削ることで、傷跡の凹凸をなめらかにします。レーザーの熱によって、肌のコラーゲン生成を促し、内側から再生をサポートします。色素沈着や赤みのある傷跡にも効果的です。
【デメリット】
複数回の治療が必要なため、費用や通院の手間がかかります。治療後、赤みやかさぶたが生じるダウンタイムが数日~1週間程度あるため、仕事のスケジュールを調整する必要があります。深い傷跡には効果が限定的です。
切除法
【メリット】
深く刻まれた傷跡や、広範囲にわたる傷跡にも効果的です。
メスで傷跡を切除し、きれいに縫い合わせることで、一本の細い線状の傷跡に変えることができます。1回の治療で高い効果が期待できます。
【デメリット】
傷跡が全くなくなるわけではなく、細い線の傷跡が残ります。
ダウンタイムとして、抜糸まで数日かかり、腫れや内出血が生じる場合があります。
その他にも、状態に合わせた様々な治療法があります。
- ・ダーマペン:極細の針で皮膚に微細な穴を開け、肌の自然治癒力を利用して再生を促す治療です。
- ・植皮法:ご自身の健康な皮膚を傷跡部分に移植する方法です。
- ・医療アートメイク(SKIN52など):医療用の色素を注入し、傷跡の色を周囲の肌色に近づけてカモフラージュする施術です。
当院が選ばれる理由
- ・複数の治療法から最適なご提案
レーザー、切除、植皮、ダーマペンなど、さまざまな治療法をご用意しています。形成外科専門医が一人ひとりの状態やご希望を丁寧に伺い、最適な治療法をご提案します。 - ・豊富な症例実績
実際の症例写真をお見せしながら「どのくらい改善できるのか」を具体的にイメージしていただけます。これまで多くの患者さまが、リスカ跡を気にせず日常を過ごせるようになっています。 - ・安心のカウンセリング体制
リスカ跡の治療は、とてもデリケートなご相談です。当院では過去を無理に聞き出すことはありません。今のお悩みに寄り添い、リスクやダウンタイムまで正直にお伝えします。女性医師も在籍しており、同性だからこそ話せるお悩みも安心してご相談いただけます。
リスカ後の治療は当院にご相談ください
本記事では、リスカ跡(リストカットの傷跡)を目立ちにくくするためのセルフケアや、形成外科による治療法をご紹介しました。
「自分にはどの治療が合うの?」「費用はどれくらい?」と迷ったら、お気軽にカウンセリングで相談してください。
院長紹介
日本形成外科学会 専門医 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。
がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。
この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。
他にも多くの治療について解説しております。












