医療レーザー脱毛(男性)

医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛当院ではGentleMax Proを導入しており、波長などを変えて毛質や毛量などにきめ細かく合わせた施術が可能です。ヒゲ、眉毛、上腕、胸毛、背中の毛、足の毛など、全身のあらゆる部分のムダ毛に対応でき、肌を傷めることなく安全に脱毛できます。
毎朝のヒゲ剃りが必要なくなり、剃り残しやカミソリ負けなどの心配もなくなります。
医療用レーザーはエステサロンで用いられるレーザー機器と比べ効果が高く、短期間で永久脱毛が可能です。

毛周期とは(毛が生えるしくみ)

毛根に毛母細胞が入ると発毛します。発毛したばかりの時期には浅い位置に毛根の毛球部が存在します。これが徐々に深い位置に移動して、太い毛になります。
ある期間が経過すると毛球部が萎縮して毛が抜けます。毛が抜けた後はしばらく休止期になります。発毛から休止期までを繰り返すサイクルを毛周期と呼びます。
毛が生える部位などにより、このサイクルの期間や伸びる速度は異なります。頭髪は2〜5年の毛周期で生え替わり、成長速度は1日0.5mm程度です。わき毛の毛周期は3〜6ヶ月で、1日0.1mm成長します。

毛周期に合わせておこなう医療レーザー脱毛

毛周期に合わせておこなう医療レーザー脱毛毛包では一般的に1〜3個の毛根が成長期を迎えているため、1つの毛包から1~3本の毛が生えています。同じ毛包には他の毛根もありますが、それは休止期でありメラニン色素がなく白い状態です。
レーザー脱毛では毛根の黒いメラニンにのみ反応するレーザーを照射して毛根を破壊しています。休止期の毛根にはメラニンがなく白いため破壊できません。そのため、レーザー脱毛をしても休止期の毛根は破壊されず、休止期を終えると再び毛が生えてきます。こうした毛周期に合わせて5〜8回のレーザー脱毛を行うことで脱毛効果を実感できます。

ヒゲ脱毛

毎日のヒゲ剃りは煩雑で面倒ですし、肌を傷付けることもよくあります。このために毎日10分以上の早起きが必要ですし、旅行や出張でも使い慣れた道具を持って行く必要があります。
当院で行っている医療レーザー脱毛では、肌タイプや毛質、毛量などを医師がしっかりと見極め、最適なレーザー治療器を組み合わせた脱毛メニューをお作りしています。毛周期に合わせた数回の施術で長期の脱毛も実現でき、面倒な毎朝のヒゲ剃りや肌荒れから解放されます。
毛周期は生える場所により変わりますが、ヒゲの場合の長期脱毛では目安として1.5ヶ月から2ヶ月の間隔で10回程度の施術を受けると完了します。医療機器はご負担を軽減して効果的な脱毛ができるよう、剛毛用・普通毛用・軟毛用のレーザー機器を場所によって細かく使い分けて行っています。メラニンの黒い色素に選択的な反応を起こすレーザーですから、ヤケドが少なく、少しでしたら色素沈着があるお肌にも安全な使用が可能です。

眉毛の脱毛

カミソリやハサミなどの処理では毛根から皮膚までの間に毛が残って青黒い跡がポツポツと残ってしまいますが、医療レーザー脱毛ではそうした跡のない自然な仕上がりになります。眉毛の形を整えて脱毛をしておくことで、余計なストレスなく好みの形の眉をキープできます。

胸毛・太ももやスネ前面の毛・前腕の毛の脱毛

胸毛やスネ毛が濃いと、水着になる海水浴などでハーフパンツを着用するときに気になる男性も多くいらっしゃいます。
ワックスやテープによる脱毛は痛みが強く、肌への負担も大きくなります。剛毛と軟毛が混ざって生えているときれいに抜けないことも多く、残った毛を1本1本抜くのも面倒です。
医療レーザー脱毛は安全性が高く効果的な脱毛を行うことができます。目安として1.5ヶ月〜2ヶ月の間隔の毛周期に合わせて7回程度の施術を受けていただくことが望ましいです。

背中、柔らかい毛の脱毛

背中は自分で見ることができませんが、人によっては背中のムダ毛が多く、とても目立つ場合があります。背中は自分では手が届かず、自己処理が難しい場所でもあります。医療レーザー脱毛なら背中への施術も可能です。また、産毛のような柔らかい毛質の場合は、カミソリで処理するのが難しいですが、レーザーによる施術なら肌へのダメージを抑えて脱毛を行うことができます。

その他の脱毛部位

脇の下、両肘下、手の甲、手指、足指、両肩など、身体中のどんな部位でも対応可能です。いくつかの部位を組み合わせた同時施術メニューもあり、お得なセットもご用意しています。気になる部分がありましたら、ご相談ください。

医療レーザー脱毛の注意点

 

施術後の紫外線対策が重要です

医療レーザー脱毛の施術後は、肌にシミができやすいデリケートな状態になっています。紫外線に当たり過ぎないようご注意ください。

施術前、2週間程度は日焼けしないようにしてください

黒い肌はレーザーによるヤケドのリスクが高くなりますので、施術前2週間程度は日焼け止めを使うなどで肌を守りましょう。

脱毛予定部位の毛を脱色しない・薄い色に染めない

毛を剃ってしまっても黒い毛根が皮膚の下に残っているのでレーザー脱毛が可能ですが、脱色や薄い色に染めてしまうと反応が鈍くなって脱毛効果が薄れる可能性があります。

脱毛予定部位の毛は絶対に抜かないでください

毛根がないとレーザーは反応せず、毛根が破壊されません。レーザー脱毛の前には、絶対に毛を抜くのを止めてください。

毛周期について

毛は毛周期というサイクルで発毛、生育、抜け毛、休止を繰り返します。毛穴には複数の毛根である毛母があります。休止期以外の毛母はメラニンで黒く、レーザーで破壊できます。休止期の毛母は白いためレーザーで破壊できません。1つの毛穴には成長期の毛根と休止期の毛根が多数存在しています。そのため休止期が終わってメラニンで黒くなる時期を見計らって再びレーザー照射して破壊します。これを繰り返しながら毛母を破壊していくことで脱毛が完了します。
なお、毛周期は頭や腕、脇、足など毛が生える場所によって大きく異なります。

部位 間隔 回数
わき 1回/1〜2ヶ月 7回前後
手や足 1回/1.5〜2ヶ月 7回前後
1回/1〜2ヶ月 10回前後
ひげ 1回/1.5〜2ヶ月 10回前後
胸毛 1回/1.5〜2ヶ月 7回前後

産毛・軟毛

レーザーは毛の色が黒ければ反応がよくなります。色の薄い毛や軟毛は黒さが不足しているため、調整により出力を上げて施術を行うこともあります。

剛毛

男性のヒゲ、陰毛は毛根直径が太く、剛毛になります。ただし黒さは十分であっても、毛根位置が深い場所にあるケースが多く、その場合は効果が出にくい傾向があります。

レーザーによるヤケド

レーザー照射部位の皮膚に赤みが生じたり、薄いカサブタ状のものができることがあります。こうした場合にはお渡ししているローションを塗布して経過を観察してください。ほとんどの場合、軽い色素沈着が起こってから2〜6ヶ月で改善しますが、気になる場合は、早めにご相談ください。