整形後の傷が気になる?他院でできた傷も修正できます

「他院で行った治療でできた傷跡が気になる」
「目立つ顔の傷を治したい」
「他院での整形失敗した傷跡が思ったより残っている」

治療を受けたものの、期待していた仕上がりと違ったり、傷が気になったりすることは珍しくありません。しかし、適切な治療を受ければ、気になる傷跡を目立ちにくくすることが可能です

本記事では、他院での傷跡修正がうまくいかなかった原因や、再修正ができる治療方法を詳しく解説します。ぜひ最後までご覧ください。

 

他院でできた傷跡は当院で修正できる可能性があります

せっかく整形をしてコンプレックスがなくなると思ったのに、治療後の傷跡が目立ってしまったら本末転倒ですよね。特に顔など目立つ箇所に傷が残ったら気になります。当院では、美容整形などでついてしまった傷跡をできるだけ目立たなくするための傷跡修正が可能です。

ここでは、傷跡が残ってしまう原因や当院で治療できる傷跡について紹介します。

他院で傷ができる原因

美容整形で傷跡ができる主な原因は、傷の深さや部位、ケア方法、縫合の方法などにあります。美容整形の範囲が広い場合、皮膚の再生が難しく傷跡が残りやすいです。また、口元や関節などよく動く部位も縫った部分が引っ張られ、傷跡が残りやすくなります。

他院での縫合技術も傷跡が残る原因です。縫合の精度を高め、皮膚の引っ張られる方法を分散させることが重要です。皮膚のずれや段差があると傷跡が目立ちやすくなります。また吸収糸が皮膚に刺激を与え、傷が残ることもあります。

さらに、術後に紫外線を浴びたり、傷跡を摩擦や圧迫で刺激を与えてしまうと傷跡が残りやすくなります。年齢や肌質、体調も影響するため、自分でのケアも重要です。

当院の治療の特徴

当院では、幅広い手術に対応しており、見た目もきれいな仕上がりで再発の少ない手術を行っております。形成外科医による特殊な縫合を行うことで、傷や手術痕を目立たせないよう治療にあたっています。繊細な手術を行うため、手術道具にもこだわっており、特殊な手術道具や特殊なルーペを使用することでより精密な手術を行うことが可能です

当院での傷跡修正の治療法

他院で治療した傷跡の種類や範囲によって、適切な治療方法が異なります。
そこで、当院では様々な治療法に対応しています。
ここでは、当院で行っている傷跡修正の治療法を詳しく紹介します。

ダーマペン

ダーマペンは、非常に細い針で皮膚に微細な穴を開け、真皮層に刺激を与えて、コラーゲンを促進し傷跡を目立ちにくくする治療法です。皮膚の自然治癒力を利用して、傷が治る経過で一緒に傷跡やニキビ跡、毛穴の開き、小じわなどの改善を目的とします。他にもダーマペンは、手術後の線状の傷跡や凹み、盛り上がりの傷跡に有効です。

傷跡の種類や深さ、肌質によって必要な治療回数は異なりますが、一般的には4〜6週間隔で4〜6回程度の治療が推奨されます。治療効果を実感するまでには、数ヶ月の期間を要することがあります。

切除法

傷跡修正をするための切除法では、傷跡のある皮膚を再度丁寧に縫い直すことで、より細く目立ちにくい線に仕上げることが可能です

幅が広くなった傷跡(開いてしまった縫合跡)や引きつれ・つっぱりのある傷跡、他院での手術後に残った「修正困難な傷」などに有効な手段です。
例えば、まぶた・口元・関節部など、動かすと皮膚が引っ張られる傷や整形失敗の傷跡などを皮膚の動きや傷の方向に合わせて改善し、目立たなくさせることができます。

皮膚移植(植皮法)

皮膚移植とは、体の別の部位から採取した皮膚を、傷跡のある部位に移植して皮膚を再建する方法です。皮膚移植は、熱傷や事故後の傷跡、他院での切除後に縫合不能だった部位や複数回の瘢痕修正やレーザー治療でも改善しなかった傷などに検討されます。

皮膚移植は、自己皮膚を移植することで、欠損部をカバーし、皮膚の再生を可能にします。皮膚構造自体を再構築できるため、他の治療で限界がある場合に有効です。

医療アートメイク

医療アートメイクは、主にカモフラージュ(目立たなくさせること)を目的として施術を行います。他院でできた傷跡に対し、有効な場合があります。しかし、治療として傷跡そのものを除去したり、完全に元の状態に戻したりするものではありません。

例えば、白くなってしまった部分に肌色の色素を入れることで、周囲の皮膚と色をなじませ、目立たなくすることができます。また、眉・まつ毛・髪の毛の生え際に残る傷跡などがある場合、毛が生えていない部分に毛並みアートメイク(眉・ヘアライン)を施すことで、自然な毛流れを再現できます。

唇や口周囲の傷跡(手術・裂傷後)、人中短縮失敗の傷跡による色ムラは色素を入れることでリップラインを整え、左右差をカバーすることが可能です。

治療の流れ

ここでは、当院での治療を受ける流れについてご説明します。

予約し来院

HP内の24時間WEB予約をしていただいてから、予約日にご来院ください。

問診表記入

まずは基本的な患者様の情報をご入力いただきます。

カウンセリング

患者様のお悩みや術後の理想などをしっかりと伺います。患者様に寄り添って治療方針を選択できるようご説明、ご相談を大切にしています。

医師の診察

患者様の傷跡の状態や肌質を詳しく診察し、患者様お一人お一人に合わせた治療方針を決定します。術後の状態や経過、注意するべき点などを詳しくご説明します。

施術日の確定

治療方針が決まれば、患者様のご都合が合う日程を指定していただき、施術します。

施術

当院では痛みを軽減する配慮を行っており、麻酔針や薬剤の配合、手術道具を工夫しています。

術後ケア日の予約

施術後は肌が敏感になるダウンタイムがあります。その際に適切な対応をし、綺麗な状態で治療ができる様に、アフターケアの日程を設けていますので、ご予約をして頂きます。

後悔しないためのクリニック選びと再修正の注意点

傷跡修正のクリニック選びは、傷の種類や状態、希望する治療方法によって最適なクリニックが異なります。まずは、形成外科や美容皮膚科を受診し、専門医に相談することをおすすめします。

傷跡修正のクリニック選びのポイントは専門医が在籍していること、治療方法が選択できるかが重要です。専門医がいない場合、傷跡修正を行っても満足のいく結果にならない場合もあります。傷跡修正は高い技術力が必要なため、経験や実績のある形成外科医を見つけましょう。

また、治療方法によってダウンタイムや治療経過に違いがあるため、幅広い治療方法を行っているクリニックの方が自分に合った施術ができるためおすすめです

当院では、形成外科専門医が丁寧なカウンセリングから診察、施術を行っています。当院の形成外科医は特に傷跡が目立たないようにするための特殊な縫合を行うことができます。
また、切除するのは抵抗がある方でもダーマペンやアートメイクなど複数の治療のなかから患者様の希望に沿った治療が選択できます。

傷跡修正治療は当院にご相談ください

本記事では、他院でできてしまった傷跡を修正できる方法について紹介してきました。

当院では、形成外科医による特別な縫合や特殊な手術道具などを使用して、他院でできた傷跡を修正できます。患者様1人1人の傷跡に合わせて治療方法をご提案します。

目立ってしまう傷跡で悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。

院長紹介

日本形成外科学会 専門医 古林 玄

東京皮膚のできものと粉瘤クリニックふるばやし形成外科 新宿院 院長 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。

がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。

この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。

他にも多くの治療について解説しております。