ニキビ跡クレーター治療で後悔しない!効果・施術・費用を徹底解説

「ニキビ跡を見られたくないので、人と近くで話すのが怖い」
「写真に写るのが憂鬱」
「クレーター肌でメイクが楽しめない」

上記のような悩みを抱えているあなたへ。自信あふれる素肌を目指しませんか?
本記事では、ニキビ跡のクレーター治療法を解説します。

本記事を読めば、あなたに合ったニキビ跡のクレーター治療が見つかります。

 

クレーター状のニキビ跡ができる原因とセルフケアの限界

クレーター状のニキビ跡は、ただ皮膚の表面に傷が残っているわけではありません。思春期や大人ニキビの炎症が真皮層まで及ぶと、コラーゲン組織が破壊され、肌がへこんだまま修復されにくくなります。

そのため、どんなに高価な化粧品や美顔器を使っても、根本的な改善が期待できません。さらに自己流で強いピーリングを繰り返したり、爪で押し出したりすると、かえってダメージを深めてしまう可能性があります。

クレーター改善にはセルフケアでは届かない肌の奥へのアプローチが必要です。

 

あなたのニキビ跡はどのタイプのクレーター?

まずはご自身のクレーターがどのタイプかを知ることから始めましょう。

クレーターは主に3つのタイプに分けられ、形状によって効果を期待できる施術が異なります。

アイスピック型

針で刺したように細く深いへこみが特徴です。真皮層まで炎症のダメージが及んでいることが多く、セルフケアでは改善が難しいタイプです。

ローリング型

波打つように広がる浅めのへこみが特徴です。線維組織に皮膚が引っ張られて起こると言われています。

くぼみ方がなだらかで、表皮は保たれていることが多いです。

ボックスカー型

四角く縁がくっきりしたへこみが特徴です。一定の範囲で皮膚が落ち込んでおり、レーザー系の施術が効果的とされています。

「自分はどのタイプかわからない…」という方も多いですが、実際は複数の型が混ざっていることがほとんどです。そのため、専門医の診察を受けて正しく見極めることが重要です。

 

ニキビ跡の代表的な4つの治療法を比較表で徹底解説!

治療法 特徴 ダウンタイム 痛み 費用目安 効果のポイント
ポテンツァ 高周波の熱エネルギーを直接真皮層に届ける ほとんどなし 軽度 3〜6万円/回 炎症を抑えつつ真皮まで強力にアプローチ
ダーマペン 微細な針で皮膚に刺激を与え、自然治癒力で改善を促す 3日〜1週間 軽度 1~3万円/回 肌再生を活性化、毛穴や小じわにも効果
フラクショナルレーザー 皮膚を細かく入れ替えるレーザー治療 1〜2週間 中等度 3〜7万円/回 広範囲の凹凸に高い改善効果
サブシジョン 線維を切って皮膚を持ち上げる施術 1〜2週間 軽度 3〜6万円/回 ローリング型やボックスカー型に有効

このように、それぞれの施術には特徴があり、炎症の深さや皮膚の凹み方によって適した方法は変わります。

ここでは、それぞれの治療法を詳しく紹介します。

ポテンツァ

極細の針を肌に刺し、針先からモノポーラRF(高周波)の熱エネルギーを真皮層に直接届ける治療法です。針と熱の相乗効果で、コラーゲンの再生を促し、肌の引き締めを行います。これにより、内側からクレーターの凹みを持ち上げます。

メリット・デメリット

モノポーラRF(高周波)の止血作用により、他の治療法に比べてダウンタイムが非常に短いのが最大の特徴です。施術翌日からメイク可能なケースが多く、忙しい方にもおすすめです。クレーターだけでなく、毛穴の開きや赤みなど多様な肌悩みに対応できます。

デメリットとしては、他の治療法に比べて費用が比較的高額であることです。また、施術者の技術によって効果に差が出ることがあります。

ダウンタイム

ダウンタイムはほとんどありませんが、施術直後は赤みが出ることがあります。。翌日からのメイクも可能です。

こんな方におすすめ
  • ・ダウンタイムを極力短くしたい方
  • ・費用がかかっても、より高い効果を一度で実感したい方
  • ・クレーターだけでなく、毛穴や赤みなど複数の肌悩みがある方

ダーマペン

ペン型の機器の先端に付いた極細の針で、肌に無数の微細な穴を一時的に開ける治療法です。肌が持つ「創傷治癒能力(傷を治そうとする力)」を活性化させ、コラーゲンの生成を促します。

肌の再生をサポートし、クレーターの凹みを徐々になめらかにします。毛穴の引き締めや肌質改善効果も期待できます。

メリット・デメリット

ポテンツァやレーザー治療に比べて費用が安価なため、挑戦しやすいのが魅力です。

デメリットは、施術後の赤みやヒリつき、内出血が比較的出やすいことです。また、効果を実感するまでに複数回の治療が必要な場合が多いです。

ダウンタイム

ダウンタイムは、赤みやヒリつきが3日〜1週間程度続くことがあります。内出血が出た場合は1〜2週間で消えていきます。

こんな方におすすめ
  • ・まずは費用を抑えて治療を始めてみたい方
  • ・浅めのクレーターや、毛穴の開きも同時に改善したい方
  • ・数日間のダウンタイムが許容できる方

フラクショナルレーザー

レーザーを肌に点状に照射し、古い皮膚を新しい皮膚に入れ替える治療法です。レーザーの熱エネルギーで真皮のコラーゲン生成を促し、肌全体の再生を強力に促します。そうすることで、凹凸をなめらかにし、肌質を根本的に改善します。

メリット・デメリット

真皮層のコラーゲンを強力に再構築するため、深いクレーターにも高い効果が期待できます。肌の入れ替えを促すので、ハリやキメといった肌全体の若返り効果も得られます。

デメリットとしては、施術後の赤みや腫れ、点状のかさぶたなどができやすく、ダウンタイムが比較的長いのが難点です。

ダウンタイム

赤みや腫れ、かさぶたが1週間程度で治まりますが、炎症後色素沈着が起こると数か月程続くことがあります。

こんな方におすすめ
  • ・ダウンタイムが長くても、しっかりとした効果を求める方
  • ・ボックスカー型など、輪郭がはっきりしたクレーターに悩む方
  • ・肌全体のハリや質感を根本から改善したい方

サブシジョン

特殊な針をクレーターの真下に挿入し、真皮層で硬く癒着している線維組織を物理的に切り離す治療法です。この癒着を剥がすことで、凹んだ部分を内側から持ち上げ、なめらかな肌表面に近づけます。

メリット・デメリット

他の治療法では改善が難しい深いローリング型や、癒着の強いクレーターに特に効果的です。凹みの原因に直接アプローチするため、根本的な改善が期待できます。

デメリットは、施術者の高い技術力と経験が求められる手技的な治療であることです。施術後に内出血や腫れが起こりやすく、ダウンタイムが長くなる傾向があります。

ダウンタイム

治療部位に内出血や腫れが1〜2週間程度続くことがあります。また、回復するまでは、紫外線対策や施術部位を擦らないなど肌に刺激を与えないことが重要です。

こんな方におすすめ
  • ・他の治療法で効果をあまり感じられなかった方
  • ・肌が波打つようにへこんでいるローリング型のクレーターが目立つ方
  • ・局所的に深い凹みを改善したい方

 

当院が選ばれる3つの特徴

長年の肌悩みを解消するためには、信頼できるクリニック選びが非常に重要です。当院が多くの患者様に選ばれている3つの特徴をまとめました。

できものに特化した形成外科医が在籍

ニキビ跡の治療は、単に機器を当てるだけではありません。当院には、皮膚の構造を熟知した形成外科医が在籍しています。

ニキビ跡のクレーターが、過去の炎症で真皮層の組織がどのように破壊されたかを見極め、医学的な根拠に基づいたアプローチで根本的な肌質改善を目指します。専門医だからこそできる、安全かつ効果的な治療をご提供します。

治療方法が6種類から選べる

クレーターの治療方法は一つではありません。アイスピック型、ボックスカー型、ローリング型など、クレーターの種類や深さは一人ひとり異なります。

当院では、今回ご紹介したポテンツァ、サブシジョンの他に、オリジナルピーリングローション、Vビームプリマ、イソトロインなど、合計6種類以上の豊富な治療メニューをご用意しています。豊富な治療メニューの中から、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療プランを立てることで、あなたの肌に最も適したアプローチを可能にします。

立地がよく通いやすい

クレーター治療は、効果を実感していただくまでに複数回の通院が必要となることが多いです。そのため、通いやすさも大切な要素だと考えます。

当院は、東梅田駅から徒歩5分圏内の通いやすい立地にあり、お仕事帰りや買い物のついでにも気軽に立ち寄っていただけます。治療を継続しやすい環境を整えることで、患者様の「変わりたい」という気持ちをサポートします。

 

ニキビにお悩みの方はまずは当院にご相談ください

本記事では、クレーターの根本原因や改善するための治療法について解説してきました。

ポテンツァ、ダーマペン、フラクショナルレーザー、サブシジョン…数ある治療法の中から、あなたのライフスタイルやクレーターの状態に合った最適な選択肢は必ず見つかります。

当院では、形成外科医があなたの肌状態を丁寧に診断し、豊富な治療メニューの中から最適なプランをご提案します。

鏡を見るたびに自信をなくしていた日々から、メイクがもっと楽しくなる日々にしませか?まずはお気軽にご相談ください。

まずは一歩踏み出し、専門医に相談することから始めてみませんか?

院長紹介

日本形成外科学会 専門医 古林 玄

東京皮膚のできものと粉瘤クリニックふるばやし形成外科 新宿院 院長 古林 玄

私は大阪医科大学を卒業後、大阪医科大学附属病院、市立奈良病院を経て東京へ行き、がん研有明病院、聖路加国際病院で形成外科の専門医として様々な手術の経験を積んできました。

がん研有明病院では再建症例を中心に形成外科分野の治療を行い、乳房再建および整形外科分野の再建を中心に手術を行ってきました。聖路加国際病院では整容的な面から顔面領域の形態手術、また、先天性疾患、手の外科、全身の再建手術に携わって参りました。

この経験を活かし、全身における腫瘍切除を形成外科的に適切な切除を目指し、傷跡の目立たない治療を提供できればと考えております。

他にも多くの治療について解説しております。